未経験でもデザイナーになれるの?

【アパレル未経験者必見!】アパレル未経験でもアパレルブランド立ち上げる方法

よしみ
よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです。

「アパレルブランドを立ち上げたい!」と思われてお問い合わせをいただく多くの人がアパレルの経験がゼロの未経験者です。
そんな方たちからよくいただくご相談が

アパレルの知識や経験がなくてもブランド立ち上げできるの?

ということです。

アパレルデザイナーはどうやってアパレルデザイナーになると思いますか?
特別な才能がないとできないのでしょうか?

結論をいうと

アパレル未経験でもアパレルデザイナーになれます!!

アパレルデザイナーは専門学校や服飾系の大学を出ているイメージがあるので、えっ。そうなの!?と思われる方もいらっしゃるかもですね。

ぶっちゃけ今の時代は小ロットで物づくりもしやすくなりましたし、お金さえあればブランドの立ち上げは可能です。

しかし、お金を出して洋服作りをすることは可能ですが、ここには大きな落とし穴もあります。

今日はアパレル未経験でもアパレルデザイナーになれるのか?からアパレルデザイナー仕事、そしてその落とし穴についてお伝えします!

【アパレル未経験者必見!】アパレル未経験でもアパレルブランド立ち上げる方法

まず、アパレルデザイナーにはどうやったらなれるのでしょうか?

アパレルデザイナーになるには大きく分けると3つのパターンがあります。

①専門学校や服飾系の学科のある大学に行く
②ブランドや企業に入って修行する
③自分でブランドを立ち上げる

この3つのパターンについて詳細を紹介します。

①専門学校や服飾系の学科のある大学に行く

これが一番スタンダードなパターンです。
まず思い浮かべるのはこのパターンではないでしょうか?

専門学校や服飾系の学科のある大学や美大に行って知識を身につけます。

専門学校と服飾系の学科のある大学では学べる内容に多少違いがありますが、専門学校の方がより専門的に学べるのと卒業してから即戦力で働けるのも特徴です。

因みに、私は美大でアパレルデザインを学びましたが、 美大では洋服のデザインのことに加えて私のいた学科ではオリジナルプリントやオリジナルの生地を織るという授業があり、 アート色が強い授業でした。

学校ではこんなことを学びます。

<専門学校や服飾系学科のある大学で学ぶこと>
・デザインの仕方
・デザイン画の描き方
・ブランド作りについて(ターゲットやコンセプト設定、ブランディングなど)
・パターンの引き方
・仕様書の書き方
・素材の知識
・縫製について
・洋服づくりについて
など・・・

学校や学科にもよりますが、多くの学校でこの辺りの内容は共通で習うでしょう。

このように服作りに関する基礎全般を学び、卒業して企業に入ってアパレルデザイナーとしてお仕事をする人が多いです。

②ブランドや企業に入って修行する

このパターンは少数ですが、学校などは出ずに直接ブランドや企業に入ってお仕事をしながらアパレルデザインの知識を得ている人です。

このパターンは

・職人気質な仕事である
・尊敬するデザイナーと直接仕事がしたい(クリエイティビティーが高い)

というケースが多いです。

学校に行くよりも専門的な技術は修行に入ってそこで実践をしながら習得した方が早いこともありますし、 尊敬するデザイナーがいる場合は直接門を叩いて修行的に学びながらお仕事をすることもあります。

こういった経験を経て、一人前になってデザイナーとして独立をしてお仕事をする方も多いです。

③自分でブランドを立ち上げる

そして、3つ目が自分でブランドを立ち上げるとういうパターンになりますが、このパターンには2種類があります。

a)自分でアパレルの勉強をした上でブランドを作る
b)アパレル未経験だけどプロの力を借りてブランドを作る

という、全く逆とも言える2タイプです。

a)自分でアパレルの勉強をした上でブランドを作る

このタイプの人は自分で服飾系の学校を出た後に自分でブランドを作るタイプです。
企業などに入るのではなく、自分の作りたいブランドを自分の力でやっていきたい!という人が多いです。

そのため知識も必要ですが、

・バイタリティー
・クリエイティビティー

も同時に必要です。

ブランド立ち上げ当初は自分で縫製までを行う人もいます。
自分で全てを行うためかなり体力も必要になりますし、多少の才能も必要なため、これができるのはほんの一握りの存在です。

b)アパレル未経験だけどプロの力を借りてブランドを作る

このタイプは全くのアパレル未経験者や初心者でもできる方法です。 しっかりと

・こういうブランドにしたい
・こんな服が作りたい

というイメージさえ持てれば、専門的な知識はなくてもプロが形にしてくれます。

企業のブランドのMDと言われる立場の方にもアパレル未経験だけど洋服が好きでトレンドには精通している。 というような人が多く、そのような方に対してメーカーや商社が専門的な知識を提供することで商品化をしています。

インフルエンサーと言われる人の多くもこのタイプに入りますし、のブログを読んでくださっている皆様もこれに多くの人が当てはまるでしょう。

そのため、
アパレルの勉強を特にしていなくても既に知識を持ったプロにお願いをすればブランドを立ち上げることは可能ですし、 特に今の時代ではこのような手法が多く取られ、インフルエンサーや芸能人でもない所謂、一般人と言われる人のブランドが増えているのはこのような理由です。

ただ、専門的な知識は不要ですが「洋服が好き」だという気持ちは持っていてほしいですね!

このように、未経験でもアパレルブランドが作れる理由がお分かりかと思います。

では、アパレルデザイナーと言われる人たちはどのような働き方をしてるのでしょうか?

アパレルデザイナーの働き方とは?

アパレルデザイナーの働き方には大きく分けると2つがあります。

①企業で働く企業デザイナー
②自信でブランドを作っている個人ブランドのデザイナー

です。

それぞれについて解説をしていきます。

①企業で働く企業デザイナー

このパターンの方達は企業に属してデザイナーをしている人たちです。

この中でも

a)ブランド側で働くデザイナー
b)メーカーや商社などで働くデザイナー

の2つに分かれます。

a)ブランド側で働くデザイナー

多くの人たちはアパレルデザイナーというとaを思い浮かべるかと思いますが、 所謂「アパレルブランド」側に立ってそのブランド専属でお仕事をしていくイメージです。

企業によってお仕事範囲は異なりますが、ブランドMDが組み立てたシーズンMDに対してデザインをするお仕事になります。

ブランドによってはデザイナーがMDから担当する企業もあります。

b)メーカーや商社などで働くデザイナー

OEMメーカーや商社に属しているデザイナーです。
ブランド側のデザイナーやMDと打ち合わせをして求める洋服を形作ったり、企画提案を行ったりします。
ブランド側のデザイナーに比べると影が薄く感じるかもですが、この人たちの力がないと洋服が出来上がらないと言って良いほど重要な存在です。

因みに、筆者もこのタイプで20年以上仕事をしてきました。

この2タイプの人たちは前にも記載をしましたが、専門的な知識がないとお仕事ができない場合が多いです。

②自信でブランドを作っている個人ブランドのデザイナー

このタイプは自分でブランドを立ち上げ、そのブランドのデザイナーをしている人です。

この場合は自分のブランドのため、専門知識がなく未経験でもアパレルデザイナーになることが可能です。

このブログを読んでくださっているあなたもこのタイプを目指している一人かと思います。

アパレルデザイナーになるために大事なこと

勿論、アパレルの専門知識があればその方が良いです。

知識があることで

・どんな仕様が可能でできない仕様なのかがわかる
・デザインや素材の特性を知ることで効果的なデザインができる

ので、リスクも低くなります。
そのため、その辺りの知識などは少しずつこのブログでお伝えをしていくので知識をつけていきましょう!

しかし、一番大切にして欲しいのは

洋服やファッションが好き

であるということです。

ブランドを立ち上げるということはキラキラしたイメージかもしれませんが、ぶっちゃけ簡単ではありません!
そのため、まずは洋服が好きで楽しむ!ということは忘れないでください

アパレルブランド立ち上げの落とし穴

冒頭でもお話をしましたが、現代では個人でアパレルブランド立ち上げすることはお金出せば比較的簡単にできます。

だからと言って

お金さえあれば服は作れるしアパレルブランド立ち上げも簡単

と考えるのは危険です!!
何故なら、多くの小規模アパレルブランドが立ち上がってはその殆どがなくなっています。
理由は

服を作っても売れないからです。

服を作れても売れなければ
・全て在庫
・全てゴミ
です。

どう思いますか?
多くの人は自己満でアパレルブランドを立ち上げを考える人が多いのも理由です。

・しっかりとしたコンセプト設計
・しっかりとしたターゲット設定
・ターゲットを想定した商品作り
・集客力

この中のどれか一つでも抜けていたら商品は売れなくなってしまいます。

また、工場も一個人の小ロット商品を作るのはとても大変な作業なんです。

a)有名ブランドの服 1型10,000着
b)無名の個人ブランドの服 1型 100着

だとしたら、同じ1型を作るなら一度に多く生産できる方が遥かに効率的です。
さらに、一度作って終わりのブランドよりリピートでオーダーをもらえるブランドの方が工場もよく対応してくれるのは事実です。

そのため、商品を作って終わりではなくしっかりとブランドコンセプトを立てて、集客力をつけることが重要となります。

まとめ

いかがでしたか?

今回はアパレル未経験でもアパレルデザイナーになれるのか?ということについてお伝えをしましたが、未経験でもアパレルデザイナーになれるイメージがついたでしょうか?

また、未経験でもアパレルブランドは立ち上げは可能だけど、注意しなければならない点もあることをお伝えしていきました。

ここからは、アパレルブランドを立ち上げていくためのステップについて別の記事にて順にお伝えをしていきます!

>関連記事:アパレルデザイナーになるのに資格は必要なの?についてはコチラの記事でお伝えしています!

 ↓ ↓ ↓ 
お問合せはコチラ

ヴェッド好美のインスタではアパレルのインスタ集客について発信中📱
 ↓ ↓ ↓
インスタはコチラ