アパレル未経験からアパレルブランドを作って売っている人の多くはまずTシャツを作って売っている人が多い印象があります。
そのため、
と言うご相談を多くいただきます。
Tシャツを作る人が多いことやオススメするのにはいくつかの理由があります。
とはいえ、Tシャツ以外を作りたいんだよ!と言う人もいらっしゃいますよね。
今日はTシャツを作る人が多いことやオススメするのにはいくつかの理由とTシャツ以外を売るための注意点についてお伝えします。
アパレルブランド立ち上げではじめての服作りにTシャツが1番オススメな理由
まず、ブランド立ち上げの初心者がまずTシャツを売ったり、Tシャツから作ることをオススメする理由は一言で言うと
大きく失敗しにくい
点が大きいです。
これをより詳しくすると4つの理由になります。
①Tシャツは簡単で作りやすい
②サイズ感がイメージしやすい
③トレンドにあまり左右されない
④ターゲット層が広い
これについて詳しくお伝えします。
①Tシャツは簡単で作りやすい
一番はTシャツは作るのが一番簡単でハードルが低いと言うのが理由です。
・形がシンプル
・服作りの知識があまりなくても作りやすい
・Tシャツのベースの型にプリントを載せるだけでもオリジナルになりやすい
と言う点です。
特にTシャツはオリジナルのTシャツを作成できる業者が豊富なので、業者経由でベースとなるTシャツを選んで載せたい柄を載せるだけですぐにオリジナルブランドで売りやすいと言うのが特徴です。
また、その業者では「ボディー」と呼ばれるあり型のTシャツがすでにあるため、ロットを気にせず、小ロットから作成可能な点も参入しやすい点になります。
②サイズ感がイメージしやすい
Tシャツだと試着のイメージの画像さえあればなんとなくサイズ感のイメージがしやすいというのもポイントです。
買っても着れるか不安
と言う気持ちに消費者させる商品は売りずらいですが、その点でいくとTシャツはイメージがしやすく購入後のギャップも少なく可能性が高く、ユーザー目線で失敗が少なそう。なため売りやすくなります。
オリジナルブランドは店頭ではなく、ECショップで売ることがほとんどになるため、この視点は重要です。
特に、ECショップで売っているTシャツがゆったりめのシルエットが多いのも、サイズ感を気にしなくても購入しやすい点にあり、購入のハードルを下げています。
③トレンドにあまり左右されない
Tシャツ自体には多少のトレンドはありますが、大きくトレンドに左右されないというのも理由です。
これには消費者目線、販売者目線のどちらにもメリットがあります。
消費者目線
シーズン選ばずに購入しやすい。今着れなくてもどこかのタイミングで着れそう。
販売者目線
1シーズンで売り切れなくても、次のシーズンに再販しやすい。
特に販売者目線でいくと、オリジナルで商品販売を作ったはいいけど「売れるか不安」というお悩みはとても多いので、その辺りから言ってもトレンド問わずに売りやすいと言うのは嬉しいポイントになります。
④ターゲット層が広い
サイズやトレンドもそうなのですが、アイテム自体も幅広い層に購入されやすく、ターゲット層が広くなるため売りやすいというのも理由です。
柄などで多少の好みやテイストの違いは出るかと思いますが、アイテムとしては着やすく、価格も手頃なアイテムのため購入もしやすくなります。
Tシャツを作ることのデメリット
っこまで、まずはじめにTシャツを作ることをオススメする理由をお伝えしましたが、一方でTシャツを作ることのデメリットもあります。
ここではTシャツを作ることへのデメリットもお伝えします。
①簡単が故にハードルが低く誰でも作れる
②似たような商品ばかりになる
①簡単が故にハードルが低く誰でも作れる
これは多くの方が思っていることかもしれませんが、Tシャツ作りはハードルが参入がしやすいが故にまずはTシャツから作って売る人が多く、誰でも簡単に作れてしまうと言う点です。
・コンセプトを強く持つ
・見せ方、売り方にこだわる
と言うことが差別化のポイントになります。
似たような商品だとしても、そこにあるコンセプトが強かったり、見せ方のこだわりがあるとと購入したくなります。
②似たような商品ばかりになる
オリジナルTシャツを作れる業者も多く、その多くの業者があり型の「ボディー」を持っており、形はそこから選ぶことがほとんどになるため
形での差別化
がしにくいです。
そのため、似たような商品ばかりで差別化といえば「柄だけ」と言う状態になってしまいます。
そのため、ここを解決するのには
・素材や形に差別化をする
が必要となるでしょう。
この場合はあり型では作成が難しいので、サイズや素材を指示して作成することになります。
Tシャツをオリジナルで作成する場合のポイント
見慣れたどこにでもあるような商品だと埋もれてしまいます。
そのため、先に書いたように
・コンセプトを明確化する
・見せ方などにこだわる
・素材や形を差別化
をして差別化をするのがオススメです。
特に、多くのオリジナルブランドのTシャツはあり型にプリントを載せているものが多いので、一からサイズを指示してや素材も一から選んで作成をすればオリジナルと謳いやすく、同時に形などにコンセプトも入れやすいです。
ただ、この場合はロットが必要になります。
多くのメーカーさんや工場さんでは
100枚以上
のオーダーがあれば比較的量産に応じてくれるところが多い傾向です。
100枚以上の作成をされる場合は、ぜひあり型ではなく完全にオリジナルで作成されることをオススメします。
Tシャツ以外を作りたい場合
とはいえ、
Tシャツ以外が作りたいんです!!
と言う方も多いでしょう。
このご相談はよくいただくのですが、結果Tシャツ以外を作ることを踏み切った上にその方の作りたい商品を作って結局売れなかった。なんていう失敗も多くあります。
ここでは、Tシャツ以外を作る場合の押さえるポイントを紹介します。
①ターゲットニーズを確認する
Tシャツ以外を作成する場合はより細かくターゲットニーズを理解する必要があります。
・どんなテイスト
・どんな商品を求めているのか
・サイズ感
・欲しいと思う色や素材
など
ここがしっかりリサーチをされていて、ある程度ターゲットのニーズにハマる商品であればOKです。
一番のポイントはターゲットが欲しい、求めている商品なのかということです。
できれば、あまりターゲットを限定しすぎない、幅広いターゲット層に求められる商品の方が始めは売りやすいです。
②消費者が購入しやすい商品にする
消費者目線に立って購入しやすい商品にすることも大事な部分です。
Tシャツはある程度着用写真やサイズが書いてあれば、着用できそうかイメージが湧くのがメリットでした。
購入の一番の障壁になるのが
サイズ
です。
消費者に何か懸念事項を与えた時点で購入から遠のくため、その点を理解して商品制作をする必要があります。
・試着しなくても着用できそうかイメージが湧く
・ピタピタのデザインよりは多少ストレッチ性の素材のある商品やゆとりのあるアイテムにする
などを意識すると良いでしょう。
また、イメージしていただきたいのですが、
・靴
・ボトム(特にパンツ)
と言うのは特に試着をしないとイメージが分かりにくいアイテムになります。
そのため、できれば初めて商品化する商品については
・トップス
・ワンピース
などの商品がオススメです。
アウターも単価が高く購入者の幅を狭くしがちなので、まずは手に取って購入しやすい商品から参入することがポイントです。
③自分やブランドのファンを作る
これはTシャツを売る方にも言えることですが、
自分やブランドのファンを作る
ということがとても大事です。
これをやることで、
他ではないそこで買う理由が生まれるからです。
特に集客初心者の方はインスタを使った集客がオススメです。
インスタは画像も投稿できるのでアパレルブランドでは必須でやるべきSNSで、今となってはやっていないブランドの方が少ないです。
まずはインスタを使って認知をしてファンを作っていきましょう。
ファンを作って集客力が出れば、どんなアイテムでも売りやすくなります。
まとめ
いかがでしたか!?多くの人がオリジナルブランドでまずはTシャツから作成し販売する理由やまずはTシャツをオススメする理由がお分かりになったかと思います。
とはいえ、Tシャツではない商品も作りたいという方も多いかと思うので、その際のポイントを理解いただければと思います。
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