アパレルブランドを立ち上げたいけど、
アパレル未経験だとサンプル依頼ってできないの?
という疑問を持たれる方が多いです。
洋服のサンプルはアパレル未経験でも作成が可能ですが、押さえるべきポイントがあります。
そのお押さえるべきポイントを押さえないとイメージに合った商品が一生できないので意識する必要があります。
今日は、アパレル未経験でオリジあるブランドの洋服のサンプルを依頼する方法についてお伝えします!
未経験OK!アパレルブランド立ち上げサンプル依頼のコツ
洋服のサンプルを依頼するためには、サンプル依頼時に必要な情報があります。
<サンプル依頼時に必要な情報>
・作りたいデザインの絵型
・サイズ感
・仕様指示
・使いたい生地や付属の指示
・プリントや刺繍が入る場合は2次加工の指示
これらが必要となります。
また、通常はこれらすべてを記載した
・仕様書
・2次加工指示書
という工場への指示書が必要となります。
でも、アパレル未経験だとこの指示書の作成ができませんよね?
とすると、アパレル未経験だとサンプル依頼ができないのでしょうか?
アパレル未経験の方の場合はこの指示書を
メーカーさんに依頼して作ってもらう
ということで解決ができます。
とはいえ、メーカーさんに依頼して指示書を作成してもらうにも、作りたい商品情報を明確に伝える必要が必要です。
この時点で明確に作りたいイメージを伝えられないと、作りたい商品を作ることができない可能性が高まるからです。
では、どうしたら良いかというと
参考となる商品サンプルを準備する
ことがオススメです。
アパレル未経験や初心者の場合は
・どんなデザインの洋服
・どんな素材の生地
ということが知識が少ないため言語化が難しい傾向にあります。
中々、言語化ができないとイメージが伝わりにくくなり、理想の素材やデザインにサンプルUPすることが中々できにくく、サンプル作成や素材収集に時間を要してしまいます。
そんな
・イメージはあるけど、なんて伝えたらいいわからない…
・うまく言語化できない…
といった悩みを、参考サンプルを準備して伝えることで、伝えやすくなります。
参考サンプルを準備して伝えるべきポイント
サンプルを作成するためには欲しい情報があります。
特に、参考サンプルを準備をしてでも伝えて欲しいポイントというのがあるのでお伝えをします。
<サンプル作成時に必要な情報>
①素材
②デザイン・仕様面
③サイズ感
これらの詳細をお伝えしていきます。
①素材
素材に関しては、必ずといっていいほど準備をしていただきたいです。
アパレル未経験者の多くが素材に関する知識が少なく、素材感や素材名についても知見がないためイメージとされている素材がどんな素材なのかを引き出すのが難しいです。
こんな素材というイメージに近い素材があれば準備していただくと素材収集がスムーズになります。
特に、素材に関しては細かいニュアンスまでを伝えないと人によって解釈が変わるため、参考となる素材が合った方がお互い目線合わせがしやすいです。
②デザイン・仕様面
Tシャツのようなシンプルでベーシックな形の場合は不要ですが、特殊なデザインや仕様の場合はサンプルが合った方がスムーズです。
メーカーさんに依頼をするにしても指示書に落とし込む際に洋服の仕様面を詳細に工場へ指示していきます。
その際に、参考のサンプルが合った方がイメージに近い形で指示が可能なのと、参考サンプルを工場へ送れば参考にして作成をしてくれます。
③サイズ感
こちらもTシャツのようなベーシックな形の場合は無くてもOKですが、
このサイズにして欲しい
というイメージがあるのなら準備していただくとサンプル作成がスムーズです。
完全にイメージするサイズで無くても、
サイズアレンジする点
を明確に伝えれば、ズバリのサイズで無くてもOKです。
イメージでいくと、
・袖丈や身幅はサンプル通りでOK
・着丈はサンプルより2cm短く
のように希望を伝えればOKです。
この情報がないと、なんとなくのイメージで指示書作成をすることになるため、準備できるのなら準備しましょう。
それぞれの参考サンプルを準備しないとダメなの?
参考サンプルに関しては
①素材
②デザイン・仕様面
③サイズ感
それぞれに対して1点ずつを準備する必要はありません。
全てを兼ね備えている商品があれば、それを1点準備いただければOKです。
しかし、1つの商品で伝えられない場合は、それぞれに合った商品をサンプルとして用意しましょう。
大事なことは言語化できない部分を参考サンプルが補填をしてくれるということです。
言語化が難しいけど、伝えたいポイントがたくさんある人はそれだけ参考サンプルを準備していただいた方がイメージが伝わりやすくなります。
参考サンプルはどこで手配すればいいの?
では、参考サンプルはどこで手配したら良いでしょうか?
大きく分けるとこの3つになります。
<サンプル手配をする場所>
①自分で既に持っている服
②店舗やECショップで購入する
③工場のショールームのサンプルを借りる
具体的にどのように手配をしたらいいかについてお伝えします。
①自分で既に持っている服
自分で既に持っている服で参考になる商品がある場合はそれを参考サンプルに使いましょう。
この場合は、参考サンプルを購入するコストがかからないのが特徴です。
しかし、参考サンプルは
・工場にも送付する可能性があるいつ返却されるかもわからない
・素材の参考にする場合はカットすることがある
ため、お気に入りの商品の場合は特に別で手配をいただいた方が安全かと思います。
②店舗やECショップで購入する
参考になりそうな商品を店舗やECショップで購入し参考サンプルとして使用する方法です。
この場合は、購入をするのにコストはかかりますが、確実にイメージした商品を工場に送付もできるので一番オススメの方法です。
ただ、ECショップの場合は実物を見れるわけではないので、特に素材感を参考にしたい商品がある場合は店頭で確認をしてから購入されることをオススメします。
③工場のショールームのサンプルを借りる
工場には実績の商品がサンプルとして飾られているショールームがあります。
そちらの商品サンプルを借りる方法です。
この手法の良い点は
・コストがかからない
・工場実績のサンプルなので詳しく説明をしなくても工場側に使用や素材の情報がある
という点です。
しかし、この手法は企業向けブランドの企画として企業のデザイナーがやることの多い手法で、一般人の方では工場サンプルを借りるのが難しいのが現状になります。
参考サンプルを低コストで手配するには?
参考サンプルを準備するのには購入して準備するのが一番良さそう。ということはわかったけど、
そんなにたくさんサンプルを準備できないよ…
という方も多いかと思います。
素材や仕様、サイズなど伝えたいポイントが多ければ多いほど手配するサンプル数が多くなる可能性がありますし、それなりのクオリティーのサンプルを準備しようとするとそれなりのコストがかかります。
ここでは、そんなあなたのために参考サンプルをなるべく低コストで手配する方法についてお伝えします。
<参考サンプルを低コストで手配する方法>
①ZOZO USEDを活用する
②メルカリを活用する
③SALE品を活用する
それぞれの活用方法をお伝えします。
①ZOZO USEDを活用する
参考リンク:ZOZOUSED
一番オススメなのはZOZO USEDを活用する方法です。
ZOZOTOWN内の古着のサービスです。
ZOZOのUSEDは
・ある一定の価格のブランドしか扱っていない
(ファストファッションや低価格ブランドの扱いはなし)
・使用感がランク表示されている
(Sランクが一番高く、Aランク、Bランク、Cランクの表示がある)
という点が良い点になります。
また、プラットフォームはZOZOTOWNなので基本的にはZOZOTOWNと同様にオーダーしたら最短で翌日届くのも魅力です。
新作も少しするとUSEDに出ることもあ離、実質新品も運がよければ比較的すぐに、プロパー以下の価格で購入することが可能です。
アパレル商品は半年先の商品を企画することも多く(冬に夏物の企画など)、企画する時期に企画したい時期の商品が店頭では売っていない可能性も多いです。
少し前のシーズンで通常のZOZOTOWNで新品が既に取り扱いがなくなった商品もここでは見つかる可能性もあるのが便利なポイントです。
ZOZOUSED内で同じ商品であっても多少値段に上下がありますが、価格とクオリティーのバランスを見て手配をしましょう。
たとえ、タンクが下の商品であってもサイズ感や仕様の参考にするのは十分活用ができますし、通常にプロパー商品を購入するよりも断然安く購入ができるのでオススメです。
②メルカリを活用する
参考リンク:メルカリ
ZOZOUSEDに近いですが、メルカリを活用する方法です。
メルカリでも多くの古着や転売商品が売られています。
メルカリを活用するメリットとしては
・ZOZOUSEDよりも安く手に入る可能性がある
・ZOZOUSEDで取り扱いのないブランドの商品が手に入る可能性がある
・ZOZOUSEDでは取り扱いが終了した少し前の時期の商品が見つかる可能性がある
ということです。
特に、ファストファッションや量販系のブランドの商品はZOZOTOWNでは取り扱いがされていないのと、海外ブランドの商品などはメルカリで探してみるとイメージのものが見つかる可能性がありますので、掘り出し物を見つける感覚で探してみましょう。
③SALE品を活用する
これは店頭購入であっても、ECショップであってもSALE品を購入する方法です。
少し前の商品であっても、十分使える要素はあるので作りたい商品の目的に合わせて活用しましょう。
特に、ベーシックな商品や素材感などを参考にしたい場合などトレンドに左右されない場合もあるので、そんな場合はSALE活用で賢くコストダウンしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今日はアパレル未経験者のサンプル依頼の方法についてお伝えしました。参考サンプルを準備することで伝えやすくなり、ZOZOUSEDなどの活用で低コストで参考サンプルを手配することも可能なので、参考サンプルを準備してサンプル依頼をしましょう。
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