アパレルブランドを立ち上げてとりあえずインスタを開設してみたけど、
という方も多いのではないのではないでしょうか?
もしくは、インスタなんてずっとプライベートでも投稿してたしちょろい!って思う方もいらっしゃるかもしれません。
インスタは多くの方が今までに一度は見たり発信をしたりしたことがあるSNSかと思うのですが、ビジネス活用を考えると
・なんとなく開設
・なんとなく運用
では成功しません。
今日は、成功に導くインスタ運用のステップについてお伝えをします。
【アパレルブランド立ち上げ】見る専から最短で成功する正しいインスタ運用の手順
では、どのようなステップを通して運用することが必要なのでしょうか?
まずはアカウント開設から投稿開始までにやるべきステップをお伝えします。
<アカウント開設時の初期設定のステップ>
- コンセプト設計
- ターゲット設定
- プロフィール作成
- プロフィール写真の設定
これらを順に設定をしていく必要があります。
これらをしっかり設定していくことで集客できるアカウントにすることができます。
これらを具体的に説明をしていきます。
①コンセプト設計
まずなんと言っても大事なのがコンセプト設計です!
早くアカウントを作って発信をしたい!!
という気持ちはわかります。
ただ、ちょっと待ってください。
なぜなら、コンセプト設計がアカウント開設の最も重要な部分で土台となる部分となるからで、多くのアカウントがうまくいっていないのはこのコンセプトがしっかりしていないのに原因があります。
コンセプトの上に全てが積み重ねになって成り立っているので、コンセプト設定をショートカットしていきなり発信を開始するとコンセプトがしっかりしていないため土台が崩れてしまい、結局はコンセプト設計からやり直しをすることになってしまいます。
そのため、コンセプト設計は簡単にできるものではなく、練る時間も必要なので時間はかかるのですが、ここは時間をかけてでもやる必要があり、コンセプト設定をしっかり行うことが最短ルートになります。
目安としては1週間〜1ヶ月をかけて丁寧に行いましょう。
既にブランドをお持ちの方はそのコンセプトから伝えたい内容で設定していただいてOKなのですが、ここではUSPという手法を使って棚卸しをします。
USPとUSPを設定する重要性とは?
USPとは?
製品やサービスが持っている独自の強みを意味する言葉で
- 唯一の、特有の(Unique)
- 販売(Selling)
- 主張(Proposition)
3つの言葉が合わさった言葉になります。
マーケティングや営業を行う上で、自社の商品やサービスのセールスポイントを伝えることができなければ、競合と比較検討されたときに負けてしまいます。
逆に、自社のUSPを理解し、見込み客に上手く伝えることができれば、マーケティングや営業の生産性は上がるので、効果的に集客を行うことができます。
USPの作成手順について
ではm具体的にどのようにUSPを作成するのかその手順をお伝えします。
自社の商品やサービスの特徴の洗い出す
まずやるのは自社の商品やサービスの特徴の洗い出しです。
ブランドのコンセプトに基づき、どんな点が特徴なのかをリストアップしましょう。
<チェックするポイント>
・品質
・価格
・デザイン
・仕様や技術面
・素材
・工場背景や生産過程
など
ここでのポイントは、自分は強みではないと思う点も実は「特徴」になることもあるので、とにかく書き出して守るということがぽいんとでs。
既にブランドがある方は消費者からのフィードバックやレビューを収集し、商品やサービスに関する感想や意見から客観的視点を得ることも大切です。
合わせて市場のリサーチを行い、顧客のニーズやトレンドを把握しましょう。
自社の商品やサービスと社会の需要を確認することで、今後の販売戦略についても活かすことができます。
競合他社の分析
自社商品やサービスの分析と同時に、競合分析も行います。競合他社の商品やサービスを詳細に調査し、自社のものと比較します。具体的には、競合他社のWebサイトや広告、販売資料などを調べ、差別化ポイントや自社の優位性を可視化します。競合他社の強みを知ることで、自社が狙うべき領域や自社ならでは強みが見えてくるでしょう。
競合他社との比較を通じて、自社の独自性や優位性を特定します。プロセスにおいて発見した商品やサービスの特長、品質、価格、デザイン、顧客サービス、利便性など、他社とは異なる要素が、USPのもととなります。
このとき、ターゲット層の理解で得た要望・ニーズに合致するものを中心に拾い上げることを意識します。特に課題解決になる要素を重視することで、強力なアピールポイントとなります。
ターゲットの設定
続いて行うのがターゲット設定です。
ターゲットはどんな人ですか?と聞くと多くの人が
・性別
・年齢
・職業
・年収
を答えますが、これではターゲット設定をするのにはとても浅い情報になり、刺さるコンテンツを作ることができません。
もっと具体的な設定をしていく必要があります。
そこで行うのはペルソナの設定です。
ペルソナ設定とは?
ターゲットの中でも、「特にこの人のために役に立ちたい」「まさに理想のターゲット」というたった1人のことで、実際にその人物が実在しているかのようにターゲットより具体的に情報を書き出していきます。
<ペルソナの書き出し項目>
・年齢
・性別
・居住地
・職業
・役職
・年収
・趣味
・特技
・価値観
・家族構成
・生い立ち
・休日の過ごし方
・ライフスタイル
など
を設定していきます。
これが具体的なら具体的なほど良いです。
これをすることでより具体的な悩みの深掘りや理解ができてターゲットに刺さる発信をすることができます。
ここでのポイントは自分の想像でペルソナ像を作らないということです。
自分の想像で考えると、自分の都合の良いようにペルソナ像を作り上げてしまい、架空の人物になってしまうため結局誰にも刺さらないということになってしまいます。
- ペルソナとなる人が近くにいる場合 → その人にヒアリングをする
- ペルソナとなる人が近くにいない場合 → 調べたり、ペルソナとなりそうな人を紹介してもらう
ということをして、実際にいる人に話を聞くようにしましょう。
どうしても周りにいない場合は、ペルソナになりそうな人がいそうなとところへ行って探してみるのも一つの手です。
このようにペルソナを設定をしていただきますが、ペルソナだけ設定したからと安心してはいけません!
なぜかというと、ペルソナを設定するのには深い悩みやニーズを知るためですが、これがペルソナだけに刺さる内容だったら集客ができず、商品は売れないからです。
そのために行うのがターゲット設定になります。
ターゲット設定の方法とは?
ターゲットとは、ペルソナよりも少し範囲を広くした部分になります。
ペルソナを軸に広げていくイメージになります。
ペルソナよりは具体性はかけてOKなので、ターゲットとなりそうな人を設定をしていきます。
この点では、
ペルソナ以外でも自社の商品のニーズがあるのか?
そのニーズに応えられるターゲットとは?
そのターゲットの母数は?
という点に着目をして設定をしましょう。
特に着目してほしいのはどんなに良い商品、ターゲットでもパイが少ないと集客が難しくなります。
ここでちゃんと需要のあるターゲットを設定することで、支持されるアカウントを作りやすくなります。
売上げを上げるターゲット設定とは
現状のターゲットや顧客層だけではなく、興味や関心のある潜在層、アプローチを期待できる層もあわせて検討しておくと、将来的な戦略に組み込める可能性があります。
例えば、どのように考えるかというとワークマンの例がわかりやすいのでご説明します。
ワークマンは元々作業着を取り扱うブランドで、その高い機能性と価格の安さから今は業態を広げています。
そのワークマンのターゲットが広がった点についていうと
・コアなターゲット → 現場の作業着を着ている人全般
・戦略的なターゲット → 子育て中のお母さんや料理人など
というように、自社の商品の特性を活かして本来のペルソナ以外の人へのアプローチをしたことにあります。
自社の強みを活かして、その商品のニーズのある層まで広げることができるとより制度が上がり、売上げもアップできるターゲット設定となります。
この点については、ターゲットのパイが少ないニッチなターゲットの場合にも使える考え方なので、ぜひ参考にしてください。
とにかく、ターゲットへの需要があるのかが大事なポイントになります。
プロフィール作成
続いてプロフィール作成を行なっていきます。
その中でまず設定するのは名前です。
名前の設定
名前はインスタのプロフィールの上の太字の部分です。
ここの名前の設定にもポイントがあります。
名前(ブランド名)| 肩書きや発信内容、どんなブランドか?
を簡潔に示し、この部分を見てぱっと見で伝わるような名前に設定しましょう。
また、長さはスマホで見たときに1行で収まる長さにしましょう。
プロフィールの設定
続いて名前の下のプロフィールを設定していきます。
プロフィールはお店の看板のようなものになるので、ここで必要な情報がないと理想のターゲットにこのアカウントをフォローしてもらえなくなる可能性があります。
そのためにも、コツを押さえながら設定をしていくことが大事です。
プロフィールは今まで設定してきた
・コンセプト設定
・ターゲット選定
を軸に
・誰のための(ターゲット)
・どんな悩みに対してどんな未来を与える(ベネフィット)
・どんなブランドまたはどんな発信内容(発信内容)
これらが、ターゲットに伝わるように記載することが大事です。
インスタのプロフィールは箇条書きが鉄則になるので、「文章」ではなく、「箇条書き」で必要事項を記載しましょう。
特に、重要なのが「ベネフィット」を伝えると言うことです。
ベネフィットは、ターゲットがこのアカウントを見たり、そのブランドの洋服を着ることで得られる未来のことです。
これを記載することで「自分に必要な情報なんだ」とターゲットに明確に伝えることで、届けやすくなって結果集客がしやすくなります。
多くのアカウントにはこのベネフィットが入っていないので反応が取れにくいアカウントになってしまっていますので、しっかりとベネフィットのあるプロフィールにしましょう。
プロフィール画像の設定
続いて、プロフィールの画像も設定しましょう。
プロフィールの画像もその画像自体で印象が左右するため大事なポイントです。
プロフィールの設定にもコツがあるので、お伝えをします。
発信内容に合わせたアイコンにすることが大事です。
発信内容と合っていない、関係のない画像を使用するとユーザーは何のアカウントなのかわからないのと、ギャップを生んでしまいフォローに繋がりません。
では、どんなアイコンにしたら良いか基本的なアイコンの設定について伝えます。
・購入品紹介などの発信 → 自身の胸から上の写真
・コーディネートの発信 →全身がわかる写真
・ブランドとしての発信 →ブランドロゴやスタイリングの画像
というようにぱっと見でわかる画像にします。
特に写真の場合にはさらに注意したい点があります。
・明るい写真
・笑顔
という点に注意しましょう。
どうしても、仕事の都合などで顔出しができない場合は、イラストにするなどして対策し、良い印象を与えるアイコンにしましょう。
まとめ
いかがでしたか!?
今回はアカウント設定についてプロフィールの設定やターゲット設定からお伝えをしました。
根気のいる作業になりますが、これを行い設定をしていくことで効果的にターゲットへ届けやすくなり、集客もしやすくなるのでしっかり行なっていきましょう!
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