アパレルブランドのインスタ投稿をするにあたり、
リールを使って効果的に集客に繋げたい!
と思っている方がいらっしゃると思いますが、中にはそもそもリールを活用して
どんな投稿したらいいかわからない…
という方もいらっしゃれば、
手っ取り早くリーチをさせてフォロワーを増やしたい!
と思う方もいらっしゃるでしょう。
リールはフィード投稿に対してまだフォロワーでない方にもリーチするため、認知拡大に適しているのですが、危険性も伴うため正しい運用を知る必要があります。
今日は、インスタで集客に繋がるリールの作り方!アパレルのNG&成功事例17選についてお伝えします!
なぜ、今リール投稿をすべきなのか?
インスタの投稿というとフィード投稿のイメージが強いかと思います。
しかし、今の時代、SNSを攻略するためにはショート動画の活用が欠かせません。
まずは、リール投稿を今すべき理由についてお伝えします。
リール投稿を今すべき理由
- 高いエンゲージメントが得られる
- アルゴリズムの優遇
- クリエイティビティーの表現
- アカウントに属人性を出せる
- 短時間で多くの情報伝達が可能
1.高いエンゲージメントが得られる
リールは短い動画の中に、エンターテインメント性が高いため、視聴者の興味を引きつけてエンゲージメントを得られることが可能です。
通常、数秒から数十秒の短い尺で構成されており、エンターテインメント性が高いため、ユーザーの興味を引いてエンゲージメントを促進することが可能です。
また、リールは視覚的な要素が豊富で、音楽やエフェクト、トランディションを効果的に利用することでユーザーの感情に訴えかけることができます。
エンターテインメント性が高いコンテンツは、視聴者の感情に影響を与え、共感や驚きなどの感情を引き出しやすく、結果シェアやコメントといった形でエンゲージメントにつながります。
2.アルゴリズムの優遇
インスタのアルゴリズムでは、リールを優遇してより広い範囲のユーザーに表示されやすくなっています。
その理由としては、競合の
- TikTok
- Youtubeショート
の存在が大きいです。
今はショート動画が注目されている時代の中で、他のプラットフォームも動画コンテンツを強化してユーザーを引きつける戦略を取るためです。
また、多くのSNSの最終目標は、ユーザーがそのSNS上で過ごす時間を最大化することです。動画コンテンツは視聴に時間がかかるため、自然とプラットフォーム上の滞在時間が長くなります。リールや動画は、画像やテキストよりもユーザーの注意を長く引きつけることができるため、アルゴリズムによって優遇される傾向があるのです。
3.クリエイティビティーの表現
リールを使うことで
- 音楽
- エフェクト
- 動き
- ストーリー性
を組み合わせて創造的に表現することが可能です。
組みわせることで、よりシーンをイメージしやすく、ユーザーの感情を動かすクリエイティビティーある動画を作成することができます。
5.短時間で多くの情報伝達が可能
リールを使用すると、短時間で多くの情報を伝えることが可能です。
情報量は
- 画像は文字の7倍
- 動画は文字の5000倍
の情報を伝えられるといわれています。 また、1分間の動画から伝わる情報量は、文字に換算すると180万語になるとの結果も出ているので、その伝えられる情報量は圧倒的です。
アパレルの場合だと動画だけでは情報を伝えにくいものも、動画を活用することで伝えやすくなるため、多くの情報を伝えることでユーザーの知りたい情報を伝えることができるので、販売に繋げやすくなります。
集客に繋がるリールの投稿の内容とは?
では、リールではどんな内容を投稿していけば集客に繋がるのでしょうか?
画像では伝えきれない内容を映像でしか伝えられない情報を
- 世界観
- 情報量
- 音楽
- テロップ
を最大限に活かして表現することが大事です。
<リールの投稿例>
- アイテム紹介
- コーディネート紹介
- 着こなしのポイント紹介
- 着用感
- 商品の素材感
- 商品作りの裏側
- VLOG風の着用動画
- LOOK BOOKなどブランディング的な動画
など
フィード投稿と似たようなテーマもありますが、いかに画像では伝えられない情報を動画を動画を使ってわかりやすく伝えるかがポイントです。
動画でわかりやすく伝えることで、商品購入に繋げやすくなります。
コーデの紹介の動画の例
アイテム一つ一つを紹介して最後にコーデが完成するという見せ方です。
また、この時はBarbieの映画公開というトレンドも組み合わせました。
サイズ感を伝える動画の例
サイズ感がわからないと不安で購入に至りません。
この時は流行りのミニBAGにどれくらいの容量が入るのか?を伝えるために実際に中身を出してみるという動画を撮影しました。
リール作りの超重要な2つの注意点
リール作りで超重要な注意点が2つあるので紹介します。
- はじめの2秒が命
- バズる目的で動画を作らない
の2点です。
①はじめの2秒が命
リールははじめの2秒以内で引き込み、興味が持たれないとスルーされてしまいます。
はじめの2秒以内に興味を持たれるような工夫が必要です。
音楽や映像、テロップなどを最大限に活かしてユーザーの興味を引き込む工夫をしましょう。
②バズる目的で動画を作らない
リールは外部リーチされやすいのが特徴のため、「バズりたい」と思う気持ちはすごくわかります。
ただ、それだけを目的とした投稿をすると、アカウントの目的と違う目的でリールがバズってしまうとターゲットと違うフォロワーが増えてしまう可能性があり、対外的な数値は良くても、本当にターゲットとしたいフォロワーが集まらず、結果アカウントの体制が悪くなってしまいます。
実は、私はつい最近リールが約50万以上再生され多くの方からフォローもされたのですが、ターゲットではないのでは?という方からも多くフォローされたという経験があります。
もちろん、アカウントを大きくし、集客&販売へ繋げていくためにはフォロワーの母数は必要ですが、ターゲットが必要としたコンテンツを配信した上でバズる投稿やフォロワーを増やすことが重要です。
ターゲットと違うフォロワーが増えるとアカウントのフォロワー層の質が低下してしまいますので、バズることはいいのですが目的に合わせた内容でバズらせることを目標としましょう。
そのためには、あくまでターゲットニーズに応えるということが重要です。
リールの投稿NG事例4選
では、ここからはリールの投稿事例を具体的にお伝えしていくのですが、まずは多くのアカウントがやりがちなリール投稿のNG事例から4つお伝えします。
リール投稿のNG事例
- 他の投稿と世界観が合っていない
- 表紙が設置されてない
- 投稿パターンが似ている
- 音楽と動画のテンポが合っていない
これを詳しく解説していきます!
1.他の投稿と世界観が合っていない
他のフィード投稿の内容とリールの内容や世界観にギャップのあるものです。
例えば、
- フィード 高見えする世界観
- リール チープな見え方や人間味溢れる投稿
良い意味でのギャップや戦略なら良いですが、あまりにブランドイメージとかけ離れるものはブランディングにも影響するので避けましょう。
2.表紙が設置されてない
リール動画の一部が表紙として自動的に設定されて使われている場合に多いのですが、意図した表紙が設置されておらず、周りの世界観と合っていないケースです。
動画の一部を表紙として設定いただいてもOKなのですが、世界観に合ったり、伝えたい内容が入った部分を使用するようにしましょう。
また、動画で世界観を整えるのは難しいですが、別で表紙を用意して設定することで簡単に世界観を整えることができるので、別で表紙の画像を用意して設定されることをオススメです。
3.投稿パターンが似ている
投稿パターンが固定化されていると飽きられてしまいます。
ユーザーはいろんな提案を見たいと思っていますし、どんな内容がユーザーに刺さるかわかりません。
ユーザーは見たいと思えるようなコンテンツを豊富に投稿をし、飽きられない工夫をしましょう。
4.音楽と動画のテンポが合っていない
リールなどのショート動画では動画のテンポが重要視されています。
テンポの悪い動画は退屈させてしまいますし、動画やテキストのタイミングと音楽のタイミングが合っていないとユーザーにストレスを与えてしまい、離脱の原因になってしまいます。
ユーザーに飽きやストレスを感じさせないような工夫が必要です。
集客に繋げるリール投稿の好事例13選
では、続いて参考にしたい集客に繋げるリール投稿の好事例を13つお伝えします!
リール投稿の好事例
- コーデ提案のコンテンツが豊富
- 身長別や骨格別の投稿がありイメージしやすい
- 商品の画像では伝えきない情報を伝えている
- 商品の魅力を伝える
- 音楽と動画やテキストのテンポが合っている
- カラー別の着用イメージがわかる
- ブランドの裏側を紹介
- ブランドの世界観がわかる動画
- アンケート機能を使っている
- シーン別の着用想定がわかる動画
- スタッフのおすすめアイテムやコーデがわかる
- コンテンツのバリエーションが豊富
- リールに表紙がついている
では、これを具体的にお伝えしていきます。
1.コーデ提案のコンテンツが豊富
世の中の人がリールで一番知りたいコーデ提案のバリエーションは必須!
せっかくアイテムを購入いただいてもコーデのバリエーションがわからないと結果着こなせなく勿体無いです。
自社の他の商品も交えながら紹介をすると他の商品にも興味が持たれやすいです。
また、同じ商品が何度も他の動画に出てきてもOKなので、さまざまな切り口で提案を行いましょう。
2.身長別や骨格別の投稿がありイメージしやすい
身長や骨格別の投稿があると着用イメージが湧いて購入しやすくなります。
ネットで商品購入する際に消費者が気になるのは
デザインは可愛いけど、自分に似合うかな…
という点です。
その疑問が抱かれてしまうと、なかなか商品購入に繋げることが難しくなるので、疑問を解消するような投稿をしましょう。
特に、最近だと身長や骨格は気になるポイントなので
- 身長別
- 骨格別
にモデルさんを複数人用意して比較するような形で見せるとよりイメージが湧きやすくなります。
3.商品の画像では伝えきない情報を伝えている
画像ではなかなか伝えづらい内容を映像にすることで伝えやすくしています。
画像だけではなかなか伝えにくい
- 説明
- 方法
などを動画にして表現してみましょう。
4.商品の魅力を伝える
商品の魅力も画像だけで伝えるのは難しいですよね。
先ほどの、着用時のイメージと同様に画像だけで伝わらないと
実際のイメージがわからないし、買うのどうしようかな…
となかなか商品購入に繋げることが難しくなるので、動画でその疑問を補うような投稿は必要です。
- 商品の紹介
- 素材感
- 着こなし提案
など、動画の方が詳細を伝えやすく、伝わりやすい内容はリールを活用しましょう。
5.音楽と動画やテキストのテンポが合っている
音楽とテンポが合っているとコンテンツとしてエンタメ性があり、最後まで見たくなります。
音楽のイメージも動画の世界観を作る一つの要素となりますし、そのテンポも最大限に活かして見せ方を工夫するとコンテンツの質も上がるので、意識して動画作成をしましょう。
6.カラー別の着用イメージがわかる
カラー別の着用イメージが一度に確認できると購入の参考になります。
身長・骨格別の動画と同様に複数人のモデルさんを用意して同時に見せることで比較もできるのでイメージもしやすいです。
自社商品の他の商品と組み合わせることで、他の商品にも興味が持たれやすくなる他、カラーによってイメージの異なるコーデを作って見せることで幅広くコーデ提案ができて、広い層にアプローチすることが可能です。
7.ブランドの裏側を紹介
普段知れないブランドの裏側は気になるポイントです。
ブランドの裏側を知れることでよりブランドへ親近感や興味が湧いてファンを作り、ここでしか知れない情報を入れることでフォローにも繋がりやすくなります。
また、裏側を紹介することでブランドの取り組みやブランド理念を知っていただくチャンスともなるので、上手にブランディングに活用しましょう。
8.ブランドの世界観がわかる動画
ブランドの世界観が伝わる動画は一層、アカウントの世界観を確立させます。
そのブランドのアイデンティティーが伝わるような動画はブランディングに繋がります。
この動画の場合は価値提供というよりも「魅せる動画」になるため、そのシーズンやキャンペーンをイメージさせ、象徴となるような質の高い動画を使い、ブランドの世界観の伝わるこだわった動画を作成するようにしましょう。
9.アンケート機能を使っている
アンケート機能をつけることで、簡単にユーザーとのコミュニケーションを取ることができます。
アンケートにはいくつか手法があり、
- 2択のアンケート
- スライドバーのアンケート
を活用することで、直感的にアンケートが取れるのでユーザーの意見を取りやすいというメリットがあります。
10.シーン別の着用想定がわかる動画
シーンでのイメージができると購入したい!と思えるようになります。
- 入園入学や結婚式などのセレモニー
- デート、モテコーデ
- スポーツやアウトドアのシーン
- 旅行
など
着用のシーンがイメージでき、理想に近い状態が叶えられそうと思うと購入されやすくなります。
特に、セレモニー系の商品アプローチの際は普段にも着れるような提案も盛り込むと購入に繋げやすくなります。
11.スタッフのおすすめアイテムや購入品、コーデがわかる
ブランドを熟知したスタッフの方のオススメや購入品には説得力があり、参考にしてチャレンジしたいと思うので購入に繋がりやすくなります。
おしゃれなスタッフならでは着こなしテクニックは気になるポイントなため、特におしゃれ上級者になると、スタッフのコーデも参考にしたいと思う方も多いです。
12.コンテンツのバリエーションが豊富
リールのコンテンツのバリエーションが豊富だと、エンタメ性があり見ていて飽きません。
次はどんなコンテンツを見せてくれるのかな!?という楽しみもあるので、フォローのきっかけにもなりますし、まずはいろんな投稿をしてみてユーザーの反応を見るのもオススメです。
13.リールに表紙がついている
リールの表紙も重要なポイントです。
Youtubeのサムネイルのような役割になるため
- 動画の内容が一目でわかる
動画が興味を持たれて見られやすくなります。
また、表紙を整えておくと世界観を演出することも可能です。
- ブランドイメージに合わせた表紙に設定する
ということも大事なポイントになります。
まとめ
いかがでしたか!?リールの投稿内容から、事例までをドドんとお伝えしました。
また、アパレルブランドにとってリールを活用するメリットは大きいのですが、活用法を間違えると危険性も伴います。
正しい運用をすることで、実際にターゲットとしたいフィロワーを効果的に集めてブランドのファンを多く集めましょう!
>関連記事:アパレルブランド立ち上げでユーザーに選ばれる効果的インスタ活用の目的と内容とは?についてはこの記事もオススメ
私がSNSマーケティングを学んだスクール「リモラボ」は女性3600人以上に選ばれた、実践ベースでSNS集客が学べるスクールになります。
スクールに興味のある方はこちらから公式LINE登録をして最新情報をチェックいただけます♪
↓ ↓ ↓
お問合せはコチラ
ヴェッド好美のインスタではアパレルのインスタ集客について発信中📱
↓ ↓ ↓
インスタはコチラ