アパレルブランドの立ち上げをして、
というご相談をいただきます。
ブランドロゴはブランドのイメージづけにもなるブランドの顔になる部分です。
そのため、ブランドロゴは簡単にも作れそうですがブランドのイメージを大事にしながら作成をする必要があります。
今日は、アパレルブランドのロゴの作り方とコツを注意点まで紹介します!
ブランドロゴを作る理由
まず、ブランドのロゴを作る理由はどんな点があるのでしょうか?
ここでは、ブランドロゴを作成する理由について紹介をします。
ブランドロゴを作成する理由
- アイデンティティの確立
- 信頼性の強化
- 他ブランドとの差別化
- ブランドの価値観
- マーケティング効果の最大化
- 法的な保護のため
では、これを詳しくお伝えします。
1.アイデンティティの確立
ブランドロゴを作成するコツ
ブランドのロゴを作成理由はわかっていただいたかと思うのですが、実際にブランドロゴを作成するのにどんなコツがあると思いますか?
ここではブランドロゴを作成するコツについてお伝えします。
ブランドロゴ作成のコツ
- ブランドのアイデンティティを反映させる
- シンプルさを心がける
- 独自性を持たせる
- 適用性の高いデザインを考える
- 色の選定を行う
- ターゲット市場を意識する
- ロゴイメージをデザインにする
1.ブランドのアイデンティティを反映させる
ロゴはブランドのイメージや価値観を象徴するものです。
ブランドが
- どのようなメッセージを伝えたいのか
- どのような感情を呼び起こしたいのか
をコンセプトをもとにしながらデザインしましょう。
2.シンプルさを心がける
複雑すぎるデザインは、視認性が悪く、例えばプリントなどをした際には細かい部分まで再現ができなくなります。
シンプルなデザインにすることで、どんなサイズで見ても識別しやすく、明確なため記憶にも残りやすくなります。
3.独自性を持たせる
他のブランドと区別がつく独自の要素を取り入れたロゴを作ることで、オリジナリティーを表現することができ、人の記憶にも残りやすくなります。
自ブランドの特徴を明確化してその要素を取り入れることで、他のアパレルブランドと差別化を図ることが大事です。
4.適用性の高いデザインを考える
ロゴはウェブサイト、タグ、製品、広告など様々な媒体に使用されるため、どんな媒体でも一定に綺麗に見えるデザインにする必要があります。
すべての媒体で適応できるようなデザインにしましょう。
5.色の選定を行う
色の使い方で一つでもイメージ付けをすることが可能で感情や行動に大きく影響を及ぼしますため、ブランドイメージに合った色を選ぶことが重要です。
また、数色を組み合わせて作るブランドロゴの場合は、そのロゴが単色になった際にも表現できるロゴになっているか、モノクロでも効果的なロゴかどうかをチェックします。
6.ターゲット市場を意識する
ターゲットに対してロゴが好まれるかどうかはとても重要です。
ロゴがターゲットに刺さるように、
- 性別
- 年齢
- テイストや好み
など
を考慮してデザインを作成しましょう。
7.商標登録調査をする
ブランドロゴを作成・決定する前には、類似したデザインが商標として登録されていないか確認することが必須です。
商標登録が既にされているデザインにした場合、法的な問題に発展し賠償金を支払うなどのケースになる恐れもあります。
これらのコツを踏まえてロゴをデザインすることでアパレルブランドのアイデンティティを効果的に表現し、消費者に強い印象を与えましょう。
ブランドロゴを作る7つのステップ
コツを踏まえて実際にロゴを作成していきましょう。
ここでは、ブランドロゴを作るステップを7つお伝えします。
ブランドロゴを作る7つのステップ
- ブランドコンセプトを明確にする
- リサーチする
- アイディアを出してラフの作成
- デザインロゴの作成
- デザインの検討
- デザインの決定
- ブランドロゴのガイドラインの作成
では、ここから解説をしていきます。
1.ブランドコンセプトを明確にする
まずは、ブランドのコンセプトを元に
- ミッション
- ビジョン
- 価値観
を明確にしましょう。
ここが明確でないとデザインの方向性が定まらず、ターゲット像もブレてしまいかねません。
ターゲットと市場のニーズも明確に把握するようにしましょう。
2.リサーチする
競合他社のロゴにはどんなロゴがあるのかを知る必要があります。
リサーチをすることでどのようなデザインが市場で成功しているか分析も含めて行いましょう。
デザインのポイントとしては
- デザインのトレンド
- カラースキーム
- フォント
など
になりますが、インスピレーションを得るためにもリサーチを行いましょう。
リサーチを行うことで傾向を掴んでアイディアも浮かんできます。
3.アイディアを出してラフスケッチの作成
アイディアが出たら、まずはラフスケッチを作成しアイディアを形にしてみましょう。
手描きのスケッチでアイディアを形にしすることで、視覚的なイメージを探っていき、デザインを練ることができます。
4.デザインロゴの作成
ラフスケッチやアイデアを基に、実際にデザインツールを使ってデザインに落とし込みます。
- フォント
- カラー
- 素材
など
を組み合わせながらバリエーションを複数作りましょう。
初めから完成形を作成することは難しいので、バリエーションを作成しながら完成形にしていくことがポイントです。
5.デザインを検討する
複数作成したデザインからどれにするか検討しましょう。
ブランドコンセプトやターゲットニーズを表現できているロゴはどれか客観的に見る必要があります。
自分一人で迷った場合は、周りの人にもブランドイメージを適切に表現できているデザインはどれか見てもラウト客観的な意見も聞けるのでおすすめです。
6.デザインの決定
フィードバックを元に必要に応じてデザインを修正し、より洗練されたロゴを作成してか完成させて、最終的なロゴデザインを決定します。
デザインがブランドのアイデンティティと市場のニーズに合っているか再度確認しましょう。
7.ブランドロゴのガイドラインの作成
最後にブランドロゴの使用に関するガイドラインを作成します。
これはブランド立ち上げ初期には必要ないと思われる方もいらっしゃるかもですが、ブランドイメージに一貫性を持たせるためにもとても大事です。
- ロゴのサイズ
- ロゴの太さ
- カラー
- 配置
など
一貫したブランドイメージを保つためにも詳細にルールを定めましょう。
これらのステップを経て、ブランドのロゴを作成することでブランドの価値を高め、市場で視認性を向上させることが可能になりますl。
ブランドロゴのデザイン作成の方法
では、ブランドのロゴのデザインはどのようにして作成したら良いのでしょうか。
ここでは、実際にブランドロゴをデザイン作成する方法をお伝えします。
ブランドロゴのデザイン作成の方法
- 自分で作成する
- プロにお願いする
これを具体的にお伝えします。
1.自分で作成する
まずは、自分で作成できる方は自分で作成しましょう。
自分で作成することで
- コストを抑えられる
- 自分のイメージするものをそのまま形にすることができる
という点がメリットです。
自分で作成する方法を2つ紹介します。
①Adobe Illustratorで作成する
デザイン上級者でロゴを作成するとしたらAdobeのIllustratoreで作成が一番おすすめです。
Illustratoreの場合はテキストをアレンジや調整したり、作りたいイラストをオリジナルで作成できるため自由度が高く、よりオリジナル性の高いロゴを作成することができます。
②Canvaで作成する
Illustratoreは使えないけど、自分でロゴを作成したいというデザイン初心者さんにはCanvaでの作成がおすすめです。
CanvaはテキストやCanva内の素材を組み合わせてロゴの作成が可能ですが、細かいアレンジや調整はできません。
その点では、Illustratoreに比べてオリジナル性には欠けてしまいますが、ロゴを簡単に作成することが可能です。
2.プロにお願いする
デザインが苦手な方は迷わずプロのデザイナーさんにお願いをしましょう。
プロのデザイナーさんにお願いをすることで
- クオリティーの高いデザインができる
- 提案力があり自分で考えて作成する時間を削減できる
という点がメリットです。
コストはかかりますが、その分ご自身では作成できないようなロゴができるでしょう。
では、プロにお願いするにはどのようにしたら良いのでしょうか?
この点についても2つの方法を紹介します。
①知り合いのデザイナーさんに依頼する
もし、知り合いにプロのデザイナーさんがいれば、その方にお願いをしましょう。
知り合いのデザイナーさんならどのようなロゴを作成してもらえそうかポートフォリオなどを見施ていただくと、作れるテイストやスキルもわかるので安心です。
②クラウドソーシングサービスを利用して依頼する
知り合いにデザイナーさんがいない場合はクラウドソーシングサービスを活用するのがおすすめです。
クラウドソーシングサービスとは
などのフリーランスのスキルシェアのプラットフォームで、さまざまなテイストのデザイナーさんがいます。
実績やポートフォリオを見ることも可能なので、イメージに近いテイストで予算に見合うデザイナーさんを選んでお願いしましょう。
ここで大切なことは
- ブランドのアイデンティティー
- ターゲットやコンセプト
- イメージ
を具体的に明確に伝えることです。
ここで明確に依頼をしないと、イメージが伝わりきらないので思うようなデザインに上がらない可能性があります。
>関連記事:アパレルブランド立ち上げ効果的なブランド名の決め方とコツを注意点まで紹介!についてはこの記事もオススメ
↓ ↓ ↓
お問合せはコチラ
ヴェッド好美のインスタではアパレルのインスタ集客について発信中📱
↓ ↓ ↓
インスタはコチラ