アパレルのインスタ集客

売上げUPに繋げるUGCとは?アパレルのインスタでの効果的な活用法と作り方

よしみ
よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです。

アパレルのインスタを始めたけど

インスタを活用していますが売上げUPになっていません…どうしたら良いですか?

というお悩みをいただきます。

インスタを単に投稿するツールとして使用しているだけでは勿体ありません!
集客をしていくためには戦略的に運用をしていく必要があります。

そんな中でも、アパレルでとても強力になるのが「UGC」です。
UGCを戦略的に創出することができると自然と売上げUPさせることが可能になります。

今日は、売上げUPに繋げるUGCとは?アパレルのインスタでの効果的な活用法と作り方についてお伝えします!

UGCとは?

そもそも、UGCとは何なのでしょうか?

UGCとは「User Generated Content」の略で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」と訳されるもので、一般のユーザーが自発的に作成し、ネット上に公開したコンテンツの総称になります。

UGCにあたるものは多岐に渡るのですが、主にどんなものを指すかというと

UGCにあたるもの

  1. SNS
  2. ブログ
  3. 動画投稿サイト
  4. 写真共有サイトあいと
  5. イラスト投稿サイト
  6. 電子掲示板(BBS)
  7. プロフィールサイト
  8. Wiki
  9. ソーシャルブックマークへの書き込みや投稿
  10. ソーシャルブックマークの書き込みに対する感想やコメント

これらは全てUGCに当たります。

もっと具体例を出していくと、UGCの一例にはこんなものがあります。

UGCの一例

  1. X
  2. Instagram
  3. Facebook
  4. Youtube
  5. TikTok
  6. ブログ
  7. 写真共有サイト
  8. Q&Aサイト
  9. 掲示板

これらの媒体を活用し、個々のユーザーが自らのクリエイティビティーや体験をネット上に共有することで、世界中の他のユーザーと交流し、さらに情報が共有されるのです。

UGCが注目されている3つの理由

では、現代においてUGCが注目されているのでしょうか?
その理由について3つお伝えをします。

UGCが注目されている3つの理由

  1. 押し付け的な宣伝・広告感がない
  2. 商品検討・購買時の意思決定材料になる
  3. 生活様式の変化

これを具体的にお伝えをします。

1.押し付け的な宣伝・広告感がない

消費者は企業側から作り込まれた押し付け感ある広告に対して、

「しつこい」「煩わしい」「怪しい」など

不信感を抱くことも少なくありません。

一方で、UGCは一般ユーザーによって作成されるため、スクリプトや演出が介在せず自然体の内容が多いのが特徴です。

このリアル感が信頼と説得力を増す要因となっており、消費者は企業が作成したコンテンツより一般ユーザーの作成したコンテンツの方を信頼していています。

実際に、同じ商品でも企業がアイテム紹介している投稿よりも、個人アカウントで商品紹介している投稿の方が反応が良い傾向です。

2.商品検討・購買時の意思決定材料になる

商品を検討し購入する際に、まずはインスタで検索をして、既に購入した人の投稿を見ることで商品選びの参考にしている人が増えています。

UGCは、商品のリアルな使用感や効果を未購入者に提供することで、購入判断の重要な基準になります。

また、人は、購入した人がいるのかどうかも気になるポイントです。
「他人が使っている」というのを視覚的に見せることで、購入への心理的ハードルを下げる効果もあります。

3.生活様式の変化

コロナをきっかけに人々の生活様式はデジタル化が進み、通販やデリバリーを利用する機会が日常化しました。

UGCはこのトレンドにマッチしており、SNSを通じてサービス内容・口コミを検索・収集することが増えました。

UGCを積極的に活用しようという企業が増えている。

UGCをマーケティングに活用するメリットとは?

では、UGCをマーケティングに活用することでどんなメリットがあるのでしょうか?
その理由についても3つお伝えします。

UGCをマーケティングに活用するメリット

  1. 消費者のリアルな口コミである
  2. 商品開発のヒントになる
  3. 発信内容に活用できる

1.消費者のリアルな口コミである

消費者によるリアルな口コミは、他のどんな広告やプロモーションよりも高い信頼性を持ちます。
実際のユーザーの経験に基づく内容のため、他の潜在顧客にとって説得力があります。

また、人は他人の行動に影響を受けやすい心理的傾向があ流ため、UGCを通じて他の消費者が製品やサービスに満足している様子を見せることで、新規顧客の購入意欲を高めることが可能になります。

2.商品開発のヒントになる

UGCは消費者の正直なフィードバックです。
その消費者のリアルな口コミを収集することで
消費者の悩みや求めていることを知ることができ、商品の改善やデザインや機能の開発に活用することができます。

また、消費者がどのようなコンテンツを生成しているかを分析することで、市場のトレンドや消費者の好みの変化をキャッチしやすくなります。

3.発信内容に活用できる

UGCをマーケティングコンテンツに組み込み、消費者のリアルな口コミを収集することで、消費者の悩みや求めていることを知ることができ、それを投稿内容や発信に活用することができます。

コンテンツの種類が豊富になれば、より多くの顧客にリーチすることも可能ですし、ユーザーが生成したコンテンツを特集していくことで他のユーザーも自分の体験を共有したくなり、さらなるUGC創出につながります。

口コミを活用することで他の消費者に対して説得力のある内容にすることができ、商品開発などにも活用がされる。

UGCの種類について

ここからはUGCの種類についてお伝えをします。
UGCには主に2種類があります。

UGCの種類

  1. お客様からの自然発生によるもの
  2. 戦略的に生み出すものもの

まずは2種類が存在していることを知り、それらの特性を生かして上手に活用することが重要になります。
では、この2種類について詳しく紹介をします。

1.お客様からの自然発生によるもの

このタイプのUGCは、ブランドの介入なしに消費者が自発的に生成するコンテンツのことです。

アパレルでいうUGCは主に商品レビューになりますが、インスタでのお客様からの自然派生には

  • ハッシュタグやメンション付け
  • シェアしたくなる環境作り
  • リポスト投稿
    など

が該当します。

自然発生的なUGCは非常に信頼性が高く、新規顧客の購買決定にも大きな影響を与えるため、お客様からの口コミを集めるためには、口コミを頂きやすくする施策を行うことが重要です。

2.戦略的に生み出すものもの

このタイプのUGCは、企業が顧客に対して特定のアクションを促すキャンペーンやイベントを通じて意図的に生成させるコンテンツのことです。

インスタで戦略的に生み出す主な内容としては

  • ハッシュタグキャンペーン
  • コンテスト
  • 商品提供
  • クーポン配布
    など

インフルエンサーやアンバサダーを活用して商品レビューからの派生が多いです。

ブランドが消費者の行動を誘導し、特定のメッセージを拡散させるため、戦略的に行う施策で、ブランドの可視性が高まり、エンゲージメントが促進が期待できます。

しかし、戦略的なUGCは高いエンゲージメントを生む可能性がありますが、不自然に感じられると逆効果になり、ユーザーからの不信感を抱かれる可能性も場合もあるため慎重に行う必要があります。

UGCの二つの主な形式を理解して活用することが重要です。

UGCを活用するメリットとは?

UGCを活用することでのメリットや期待できることはどんなことがあるのでしょうか?
ここでは3つのメリットを紹介します。

UGCを活用するメリット

  1. 話題性作り
  2. 認知UP
  3. 説得力・信頼性

1.話題性作り

UGCはSNS上でのシェアや拡散が容易であり、大きな話題を生み出すことが可能です。
大きく盛り上がりを見せることができれば、さらなる話題性にもつながります。

ユーザーが自ら生成したコンテンツは、他のユーザーにも参加や反応を促すことが多いため、これがさらなる話題性を生むことにつながります。

2.認知UP

UGCは、特にインフルエンサーや一般ユーザーそれぞれのフォロワーさんに直接リーチするため、広告よりも広範囲にわたりリーチすることが可能です。

また、 UGCは施策や企画次第にはなりますが、比較的低コストで高い認知度UPに繋げることができるため、マーケティング予算の節約にもなります。

3.説得力・信頼性

UGCは消費者自身の体験に基づき、消費者自身の言葉で表現されるため、広告や企業が発信する情報よりも高い説得力と信頼性を持ちます。

また、他のユーザーが製品やサービスを実際に使用し、その満足度を表現するしているのを見ることで、新規顧客の購買意欲を刺激します。

多くの人が商品購入に迷った時に口コミを参考にし、口コミをきっかけに商品を知ることができる。

UGC活用の流れ

では、UGCの活用はどのようにしていけば良いのでしょうか?
その活用の流れについて解説します。

UGC活用の流れ

  1. UGCを生成・収集する
  2. UGCを活用する
  3. UGC活用の効果を測定・改善

これを具体的に解説します。

1.UGCを生成・収集する

具体的には前の章でお伝えをしましたが、ユーザーがUGCを自発的に生成しやすくするようにし、口コミを収集します。

主な収集方法


特定のハッシュタグをつけて投稿してもらう
      ↓
ハッシュタグで検索しやすくする

2.UGCを活用する

UGCを活用することで、既存の顧客との関係性を強化しながら、UGCを見たユーザーから新規顧客の集客も可能になります。

また、収集したUGCは、

  • 広告
  • ウェブサイト
  • SNSの投稿
     など

さまざまな形で使用することができるため、ブランドの認知度と信頼性も高まります。

3.UGC活用の効果を測定・改善

UGCキャンペーンの効果を測定するには、

  • エンゲージメント率(いいね、シェア、コメントの数)
  • リーチ
  • ウェブサイトへのアクセス
  • 売上げの増加
     など

を見て分析します。

分析結果に基づいて、次回のキャンペーンに向けて改善点をリストアップし次回に繋げましょう。

改善点の例

  • より効果的なハッシュタグを使用する
  • より参加しややすい企画にする
       など

このSTEPを継続して回し続けることが大事になります。

UGCを作る3つの施策とその施策のメリットとデメリット

では、UGCは具体的にどのように作っていけば良いのでしょうか?
ここでは、UGCを作る3つの施策とそれぞれのメリットとデメリットについてお伝えをします。

UGCを作る3つの施策

  1. ファンや既存顧客とのコミュニケーション
  2. ハッシュタグキャンペーン
  3. インフルエンサー施策

それぞれの施策にはどんなものがあり、どんなところにメリットとデメリットがあるのか紹介します。

1.ファンや既存顧客とのコミュニケーション

主な施策
  • 店頭での接客
  • 通販で商品配達時の梱包や同梱物
  • メールマガジン
  • 公式SNSアカウント上のコミュニケーション
    など
  • メリット
    費用を抑えて確実に投稿を生成できる
  • デメリット
    時間と手間がかかり、ノウハウも必要

2.ハッシュタグキャンペーン

主な施策

SNSで特定のハッシュタグを付けて投稿したユーザーに抽選で賞品をプレゼントなどのキャンペーンを行う 
             など

  • メリット

    短期間に大量の投稿を生成できる

     

  • デメリット

    キャンペーン運用に手間とインセンティブが必要

3.インフルエンサー施策

主な施策

SNS上で影響力を持つインフルエンサーに商品を体験した感想や写真をSNSに投稿してもらう。      

  • メリット

    短期間に大量の投稿を生成できる

     

  • デメリット

    まとまった費用が必要。継続性に課題がある。

ブランドに合った施策を取り入れて効果的にUGCを作っていく。また、メリットとデメリットがあるのでそれぞれをバランスよく活用する。

まとめ

いかがでしたか!?
今回はUGCの必要性から作り方までお伝えをしました。
アパレルブランドにとってUGCはブランドの成長を叶えるためにもとても効果のある施策です。それぞれの特性やブランドイメージも考慮して活用しましょう。

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