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売上げアップに超強力なUGC創出法とは?アパレルの具体的活用事例6選紹介!

よしみ
よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです。

アパレルのインスタを始めたけど

インスタからの売上げをアップしていくためにおすすめの方法はありますか?

というご相談をよくいただきます。

インスタでは、自分のアカウントで投稿をした上で効果的な施策を打つことでさらにブランドの認知や売上げをUPさせることが可能です。

今日は、売上げアップに超強力なUGC創出法とは?アパレルの具体的活用事例6選についてお伝えします!

UGCとは?

そもそも、UGCとは何なのでしょうか?

UGCとは「User Generated Content」の略で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」と訳されるもので、一般のユーザーが自発的に作成し、ネット上に公開したコンテンツの総称になります。

UGCにあたるものは多岐に渡るのですが、主にどんなものを指すかというと

UGCにあたるもの

  1. SNS
  2. ブログ
  3. 動画投稿サイト
  4. 写真共有サイトあいと
  5. イラスト投稿サイト
  6. 電子掲示板(BBS)
  7. プロフィールサイト
  8. Wiki
  9. ソーシャルブックマークへの書き込みや投稿
  10. ソーシャルブックマークの書き込みに対する感想やコメント

これらは全てUGCに当たります。

もっと具体例を出していくと、UGCの一例にはこんなものがあります。

UGCの一例

  1. X
  2. Instagram
  3. Facebook
  4. Youtube
  5. TikTok
  6. ブログ
  7. 写真共有サイト
  8. Q&Aサイト
  9. 掲示板

これらの媒体を活用し、個々のユーザーが自らのクリエイティビティーや体験をネット上に共有することで、世界中の他のユーザーと交流し、さらに情報が共有されます。

  • アパレルの場合
  • 商品のレビュー
  • スタイリング方法の紹介
  • 特定のブランドのアイテムを使用したコーディネート
      など

が含まれます。

UGCがなぜ注目を集めているのか?

UGCはブランド側が戦略的に行う広告やプロモーションとは異なり、ユーザー自身のリアルな体験や意見が反映されているため、他のユーザーに対して信頼性が高く、影響力を持っています。

そのため、その

  • 真実性
  • 信頼性

により多くの注目を集めているのです。

特にアパレル商品においては、実際の着用例や使い勝手を見ることが購買意欲を高めるため、UGCは非常に強力なマーケティングツールとなります。

企業がInstagramを活用するメリット

UGC創出にインスタを活用することによる主なメリットは、

  • ブランドの可視性の向上
  • ターゲットオーディエンスとのエンゲージメントの強化
  • 消費者との信頼関係の構築

になります。

インスタはビジュアルコンテンツに特化しており、ファッションアイテムの魅力を視覚的に伝えやすいのが特徴です。
また、ハッシュタグやインフルエンサーとのコラボなどを通じて、新たな顧客層にアプローチすることも可能です。

リアルな顧客体験によって生まれるUGCはマーケティングでは強力です。

UGCの種類について

ここからはUGCの種類についてお伝えをします。
UGCには主に2種類があります。

UGCの種類

  1. お客様からの自然発生によるもの
  2. 戦略的に生み出すものもの

まずは2種類が存在していることを知り、それらの特性を生かして上手に活用することが重要になります。
では、この2種類について詳しく紹介をします。

1.お客様からの自然発生によるもの

このタイプのUGCは、ブランドの介入なしに消費者が自発的に生成するコンテンツのことです。

アパレルでいうUGCは主に商品レビューになりますが、インスタでのお客様からの自然派生には

  • ハッシュタグやメンション付け
  • シェアしたくなる環境作り
  • リポスト投稿
    など

が該当します。

自然発生的なUGCは非常に信頼性が高く、新規顧客の購買決定にも大きな影響を与えるため、お客様からの口コミを集めるためには、口コミを頂きやすくする施策を行うことが重要です。

2.戦略的に生み出すものもの

このタイプのUGCは、企業が顧客に対して特定のアクションを促すキャンペーンやイベントを通じて意図的に生成させるコンテンツのことです。

インスタで戦略的に生み出す主な内容としては

  • ハッシュタグキャンペーン
  • コンテスト
  • 商品提供
  • クーポン配布
    など

インフルエンサーやアンバサダーを活用して商品レビューからの派生が多いです。

ブランドが消費者の行動を誘導し、特定のメッセージを拡散させるため、戦略的に行う施策で、ブランドの可視性が高まり、エンゲージメントが促進が期待できます。

しかし、戦略的なUGCは高いエンゲージメントを生む可能性がありますが、不自然に感じられると逆効果になり、ユーザーからの不信感を抱かれる可能性も場合もあるため慎重に行う必要があります。

UGCの二つの主な形式を理解して活用することが重要です。

インスタで効果的にUGCを生み出すアパレルの事例6選と特徴

では、アパレルがインスタでUGCを生み出すためにはどのような施策を行っていけば良いのでしょうか?

UGCを効果的に生み出すための事例をここでは紹介します。

UGCを効果的に生み出す戦略

  1. ハッシュタグキャンペーン
  2. メンション付け
  3. シェアしたくなる環境を作る
  4. リポスト投稿
  5. インフルエンサーの起用
  6. アンバサダーの起用

これを詳しくお伝えします。

1.ハッシュタグキャンペーン

ユーザー自身の投稿にハッシュタグを付けて投稿をしてもらうための施策です。

明確に「このハッシュタグを付けてね」とお願いをすることで、特定のハッシュタグを盛り上げることが可能になります。

この事例のように

「タグ付けでシェアさせていただくことも。」

と書かれているとしたくなりますし、ユーザー心理を活用すると効果的です。

ハッシュタグ企画の具体的事例1

titivate

インスタとECショップが連携しており、特定のハッシュタグを付けた投稿がECショップ連携で見れるため、シェアした商品を直接購入することができます。

インスタ内だけでなく、インスタを通じて生まれたUGCを活用してECショップに訪れたユーザーにも効果的にアプローチが可能になります。

ハッシュタグ企画の具体的事例2

fifth

こちらもインスタとECショップが連携しており、特定のハッシュタグを付けた投稿がECショップ連携で見れるため、シェアした商品を直接購入することが可能です。

こちらのブランドのECショップでは

  1. 気になるコーデにカーソルを合わせると、シェアした人の情報を見れる
  2. 最新の投稿と注目のタグが一覧で見れる

のが特徴となっています。

シェアした人の情報が見れることでより身近な存在になるのと、最新の投稿や注目のタグが見れることでトレンドもわかりやすく購買意欲も上がります。

ハッシュタグ企画の具体的事例3

こちらのショップでもインスタと連携がされています。

ここでは、公式のインスタアカウントと連携がされていてインスタの投稿の一覧を見ることができます。

投稿には主に

  1. UGCのリポスト
  2. ブランドの投稿

があり、それぞれの画像をタップすると投稿で紹介されている関連商品が表示されるので、そこから購入が可能です。

元のインスタの投稿にも飛ぶことが可能なので、UGCを確認した上で購入ができます。

2.メンション付け

メンションをつけることでシェアに気づきやすく、更に投稿のシェアをすることでUGCの周知が見込め、メンションから直接アカウントに飛んでもらうことが可能です。

また、

GU

のように、シェアしてくれたユーザーさんにコメントを添えることで、シェアをしてくれたユーザーとの距離もより近くなるなります。

ハッシュタグキャンペーンとメンション付けの棲み分け

ハッシュタグキャンペーンとメンション付けは一見似ているようなのですが、違いがあります。

その棲み分けの方法はこちらになります。

  • ハッシュタグキャンペーン

 ・「投稿」として残したい
 ・ハッシュタグを盛り上げたい
 ・ハッシュタグ検索で見られたい

  • メンション付け

 ・アカウントに誘導したい場合
 ・「投稿」としてではなく、「アカウント」として見せたい

一見似ているようですが、どのような目的を持つかによって活用が変わってきます。

3.シェアしたくなる環境を作る

ユーザーに自発的にUGCを作ってもらえるよう、フォトスポットを作って写真を撮ってシェアしたくなる「映え」環境を作るのも戦略です。

STYLE NANDA(韓国:弘大店・明洞店)

そのフォトスポットが既にインスタ上で人気の場合、

「自分も行ったらそこで撮影してシェアしたい!」と思うものです。

まずは映える環境作りをしてバズらせることで、さらに訪れてシェアしたいという人を集めることができるので、活性化します。

特に、韓国にはこのような「映え」を意識した店舗作りをしているお店が多いです。

ワークマン

写真をつい撮りたくなる環境があり、さらにはフォトスポットの上に「#ワークマン女子」と書かれていることで撮影をしたら

#ワークマン女子を付けて投稿しよう!

と思わせる戦略が上手です。
撮影した後のことも考え、明確にハッシュタグを付けてもらうことで、ハッシュタグの盛り上がりも見せることが可能です。

4.リポスト投稿

これはユーザーのUGCを活用し、自ブランドのアカウントで再投稿する方法です。

リアルユーザーの口コミを見せることで説得力になり購入・検討のきっかけになります。

リポスト投稿のメリットと注意点

ただ、このリポストの投稿にはメリットとデメリットがあります。

  • メリット
    ・リアルなユーザーの投稿を載せれる。

    ・内容の良い投稿は紹介することでユーザーの投稿の質を上げることが可能。

  • デメリット
    ・リポストだけの投稿はインスタのアルゴリズム的に好まれないのと、独自の情報発信もユーザーは求めているため、リポスト以外の内容も入れる。
    ・投稿画像の世界観を合わせる施策が必要。
    ・著作権問題の懸念のため、許諾申請を取ってから投稿する

これらを理解した上で、リポスト投稿をすることが大事です。

5.インフルエンサーの起用

影響力のあるインフルエンサーや芸能人が着ているのを投稿で見ると私も着てみたい!と思います。

インフルエンサーの影響力は絶大で、濃いファンを持つインフルエンサーの存在は必須です。

インフルエンサー起用の注意点

しかし、インフルエンサー起用には注意点もあります。

それはステマ対策です。

ステマ対策とは?

投稿上で企業との関係性の明記を行わない行為はステルスマーケティングにあたります。
インフルエンサーやモニターにUGC投稿を依頼する際は必ず投稿上で関係性の明記が必須になります。

2023年10月1日よりステマ規制が導入され、これを無視すると景品表示法違反になる可能性があり、違反をすると2年以下の懲役または300万円以下の罰金が課されます。

ステマ対策には2種類があります。

  1. タイアップ投稿
  2. PR表記

インフルエンサー起用をする際は投稿上で企業との関係性の明記を行なう必要があるためPR表記またはタイアップ投稿を行うことが必須です。

1.タイアップ投稿の例

投稿の上部に企業とタイアップしていることが分かるようにタイアップ表示がされる投稿をする。

2.PR表記の例

PR表記をする際もタイアップ投稿にしているものが多く、タイアップ投稿が最近の主流です。

インフルエンサー起用のメリット

では、インフルエンサーを起用するメリットはどんな点があるのでしょうか?
ここでは3つのメリットをお伝えします。

インフルエンサー起用の3つのメリット

  1. ユーザーへの影響力を活用
    インフルエンサーはユーザーに日頃から見られている存在で営業的な企業の投稿とは違って見られる。
  2. 質が高く多彩なクリエイティブ

    各インフルエンサーでそれぞれのオリジナリティーある投稿をしており、質の高い多彩なブランドの発信が可能。

  3. ストーリーから新規ユーザー誘導
    ストーリーにはリンクが貼れるのがメリット。
    常にインスタのTOPに表示がされ、ユーザーの多くはストーリーから見る傾向があるため効果が期待できる。

ブランド力だけでなく、インフルエンサーの影響力も借りれることが最大の魅力です。

インフルエンサー起用のチェックポイント

インフルエンサーを起用する際には注意点もあります。
下記のような点を意識して起用するようにしましょう。

  1. 得意なカテゴリーかどうか?

    インスタはビジュアルで見せるSNSのためアパレル・料理・旅行・ペット・子供・美容・インテリアなどのジャンルが得意です。
    また、写真や動画が上手であることも重要です。

  2. フォロワーの属性はどうか?

    ターゲットが
    ・女子に対して男子が多い
    ・日本人に対して外国人が多い
       など
    インフルエンサーのアカウントのフォロワー属性を知っておく必要があります。
    必要とするターゲット層がいない場合はせっかく施策を打っても意味がなくなってしまいます。
    コメントで概ね判断可能だが、
    データ取得している事業者もあります。

主なインフルエンサーキャスティング方式とは?

では、実際にインフルエンサーを起用する際にはどのような方法があるのでしょうか?
キャスティング方式には主に3つの方法があります。

  1. 代理店や事務所に依頼
    キャスティング会社やプロダクション、事務所に依頼をする方法。
  2. 公募アプリを使う
    インフルエンサーを公募しているアプリを使用して募集する方法。
  3. DMを送る
    インフルエンサーのSNSに直接DMや投稿へコメントをして依頼をする。

代理店や事務所に依頼をしたり、公募アプリを使うことでお金はかかりますが、

  • 登録しているインフルエンサーにアプローチが可能
  • 自社で時間をかけなくて良い

というメリットがあります。

6.アンバサダーの起用

「アンバサダー」とは、特定のブランドや商品の「顔」として、その魅力を広める役割を担う人のことです。

アンバサダーは、ブランドの「顔」としてそのブランドの価値を伝えるために積極的に投稿などの活動をし、広告キャンペーンやイベントへの参加、SNSでのプロモーション投稿などを行うことが一般的です。
フォロワーやユーザーに対して信頼と認知度を高める役割を果たします。

また、アンバサダーは一般的には有名人や業界の影響力者であることが多いですが、近年では「マイクロインフルエンサー」と呼ばれるリーチは小さいものの、特定の分野において高い影響力を持つ一般人に依頼することも多くなっています。

アンバサダーには2種類が存在する

アンバサダーには2種類があります。

  1. 依頼性

    インフルエンサーの中から以前のシェア投稿に反応によかった人にお願いをする方法。

  2. 公募制

    ブランドのファンの人からSNSなどで募集する。

比較的、有名ブランドでは依頼性、小規模なブランドでは公募性を起用している場合が多いです。

アンバサダー起用のメリット

アンバサダーの機能にはいくつかメリットがあります。
ここでは、3つのメリットを紹介します。

  1. ブランドのファンのインフルエンサー

    積極的にPRに協力してくれるファンやコアなファンを味方につけてPRやSNS映えコンテンツの共創が可能です。

  2. 効率化と費用対効果アップ

    アンバサダーを効果的に起用することで運用が上手く回り、費用対効果を高めることが可能です。

  3. アンバサダー候補者が自然に集まる

    施策を目にしたブランドのファンが更に集まる可能性があります。

既にブランドのファンである人を起用することで、より効果的に商品を魅力的に発信してもらえる可能性があり、それによって更に認知が売上につながる可能性があるのが最大の魅力です。

アンバサダー起用のチェックポイント

アンバサダーの起用にも注意すべきポイントがあります。
ここでは3つのポイントについてお伝えをします。

  1. 効果的な検索

    数字上の影響力だけでなく、理想的な使い方や知識、参加への意欲などを含めた選定が必要です。

  2. マネージメント

    ガイドラインや起用効果の測定方法、連絡方法など効果的な管理や運用フローの体制を整備する必要があります。

  3. ベネフィット

    定期的な座談会を開催するなどアンバサダーが協力する動機を明確化させることがポイント。

これらの点に注意をしながらアンバサダーの起用をしましょう。

インフルエンサーとアンバサダーの違いとは?

インフルエンサーとアンバサダーは一見すると似ているように感じるのですが、何か違いはあるのでしょうか?

二つの違いについて伝えます。

インフルエンサー
  • 依頼方法
    ターゲットに影響力のある
    人に依頼する。
  • 報酬
    ・お金を支払ってやってもらう
    ・ギフティング(商品提供)
  • 選定基準
    影響力のあるインフルエンサーはフォロワー数やエンゲージメント率などの数値を基準に選ばれることが多いです。
  • 自由度
    ブランドから提供されるガイドラインに沿いつつ、オリジナリティーあるスタイルや体験を活かしたコンテンツ制作が求められます。
  • メリット
    影響力のある人の投稿なので、ターゲットを効果的に集客することが期待できます。

 

アンバサダー
  • 依頼方法
    よく使用してくれていてシェアをしてくれている人に依頼する。
  • 報酬

    ・クーポン配布
    ・商品提供

  • 選定基準
    ブランドのイメージや価値観に合致する人物が選ばれることが重要です。単なるフォロワー数よりも、その人物のパーソナリティーや信念も考慮されます。

  • 自由度
    ブランドの公式の代表として、企業のマーケティング戦略に沿った活動が求められることが多いです。

  • メリット
    既にブランドや商品のファンの人の口コミなので信頼できます。

これらの点を理解して、ブランドに合った方法で依頼をしましょう。

まとめ

いかがでしたか!?
UGCの創出はブランドの認知や売上げUPを叶えるためにも大事な要素です。
そのUGCの創出にはさまざまな施策がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあり、ブランドによって効果的な施策は異なるので、検討しましょう。

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