よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです。
アパレルブランドのインスタを始めて
フィード投稿やリールを投稿しているけど中々インスタから服が売れません…
というご相談をいただきます。
勿論、インスタを運用するにはフィード投稿やリールは大事です!
しかし、それで集客ができたとしても販売まで持っていくのはとても大変です。
では、インスタ上で販売まで持っていき、売上を上げるために何が重要になるかというとストーリーズとハイライトの攻略が鍵になります。
今日は、インスタから売上アップの鍵!ストーリーズとハイライト攻略の必要性と事例紹介についてお伝えします!
ストーリーズとハイライトを活用する必要性とは?
では、なぜストーリーズとハイライトの活用が売上げUPにつながるのでしょうか?
まずはその必要性についてお伝えします。
ストーリーズとハイライトを活用する必要性
- タイムリーなコミュニケーション
- エンゲージメントの促進
- ブランドのストーリーを伝える
- 新規フォロワーの獲得
- 情報のアーカイブ化
では、これを順にお伝えしていきます。
1. タイムリーなコミュニケーション
ストーリーズを使うことで、ユーザーに「今届けたい!」情報をリアルタイムで共有することが可能です。
- 新製品の発表
- セールの開始
- イベントのリマインダー
など
24時間限定という一見デメリットと見える時間制限も、上手に活用することで情報を効果的に伝え、販売まで誘導することができます。
また、インスタのユーザーは基本的に宣伝的な投稿を好みません。
しかし、ストーリーズは既にフォロワーである人たちが見てい流という時点で既にブランドのファンである人が見ている可能性が高いので、フィード投稿やリールだと宣伝じみてしまう内容でも、興味を持ってもらいやすく、ユーザーもそのようなクローズドの情報を求めています。
2. エンゲージメントの促進
ストーリーズにはユーザーと交流できる機能がいろいろあります。
ユーザーと購入できる機能
これらを利用することでユーザーと簡単にコミュニケーションが取れるため、エンゲージメントの促進が期待できます。
ユーザーがアクティブに参加することで、ブランドへの興味と関与が深まります。
3. ブランドのストーリーを伝える
ストーリーズとハイライトは、ブランドの物語性を伝えるのにも非常に有効なツールになります。
ストーリーズでブランドの裏側や商品作りのプロセス、想いを共有し、それをハイライトにまとめておくことで、初めてアカウントに訪れた人にも見ていただきブランドの個性や価値観を伝えることができるため、ブランディングにもつながります。
4. 新規フォロワーの獲得
ストーリーズはInstagram内で非フォロワーにおすすめされることは中々ないですが、ユーザーがストーリーズを自らのフォロワーにシェアすることが可能です。
- ユーザー自身がブランドの投稿を見た感想
- ユーザー自身がブランド購入した体験の感想
をストーリーズにシェアすることで新規フォロワーの獲得につながる可能性があり、ブランドの認知を広げる絶好のチャンスになります。
また、ポジティブな投稿はさらにハイライトにまとめておくことで、さらにブランドの信頼につながるので、ファンも増えやすくなります。
5. 情報のアーカイブ化
ストーリーズは24時間限定の投稿になりますが、ハイライトにまとめておくことで、重要なコンテンツを時間の制約なく提供できます。
新規のフォロワーが24時間以上前にストーリーズに投稿した
- プロモーションやイベント
- 商品情報
- ブランドの情報
など
について知ることができ、HPのような感覚で見せたいコンテンツに常にアクセス可能でなのがポイントです。
特に、ストーリーズにはフィードやリールと違い、商品リンクを貼ることが最大の魅力のため、それをハイライトにまとめることでECショップのような機能として活用できます。
これらの理由で、ストーリーズとハイライトは「ただの投稿」を超えた価値を持っており、ブランドのマーケティング戦略において不可欠な役割になっています。
これらの機能を活用することで、フォロワーさんとの関係構築をし、最終的には商品販売促進に繋がる可能性が高まります。
売上げアップに繋げる!ストーリーズとハイライトを活用したプロモーション事例
では、具体的にストーリーズとハイライトを活用してどのようにプロモーションすれば良いのでしょうか。
ここからはストーリーズとハイライトを活用した具体的な活用事例をお伝えします。
ストーリーズとハイライトを活用した活用事例
- 新商品リリースの告知
- セール情報の効果的な共有
- インスタLIVEの告知
- インスタのECショップ化
- ハイライトのデザインとブランディング
これらについて具体例を交えてお伝えします。
1. 新商品リリースの告知
フィード投稿やリールでは広告的な宣伝じみた投稿は嫌がられますが、ストーリーズは例外です。
ストーリーズは24時間で消えてしまうという性質を逆手に取って、
- 新商品のリリース
- 再入荷アイテムのリリース
- 新商品の予約販売、先行販売
など
をすることで期間限定の緊急感を与え、ユーザーの行動を促すことができるので、告知に最適なツールです。
また、イベントや商品発売日までのカウントダウンやリアクションスタンプを設置して、期待感と緊急感を演出するのも効果的です。
NICE CLAUP
NICE CLAUPでは、プレオーダーのお知らせの投稿と共にスタンプを設置することでユーザーが交流へ参加するハードルを下げて簡単にコミュニケーションを取っています。
小さいアクションですが、これを行うことでユーザーの期待感を盛り上げています。
MURUA
MURUAではカウントダウン機能を設置しています。カウントダウンの機能は「タップしてリマインダーを設置」からユーザーがリマインダーを設定できるようにすることでユーザーの参加率もUPします。
Citen
Cittenでは、アンケート機能を活用しています。
アンケート機能は直感的に参加できるため、ユーザーの参加のハードルも低いです。
「タップして投票。あなたの投稿内容はciten_officialにも表示されます」と記載がされており、投票することで自分の投票が役に立つかも!と思われるとよりユーザーも参加したくなります。
2. セール情報の効果的な共有
SALE情報の内容をフィードやリールに投稿をすると世界観を崩してしまいブランディングにも関わる可能性がありますが、ストーリーズは24時間で消えてしまうため、その心配がありませんし、フォロワーの一定層にはお得な情報が欲しくてフォローしている人もいます。
また、
をストーリーズで発信することで、短期間で幅広い層にリーチし、即時のアクションを促すことが可能です。
EVRIS
EVRISではGW中のクーポン配布のお知らせをしています。
大きく書かれた「20%OFF COUPON」という記載が目を引くのと、お気に入り登録でさらに10%OFFを書かれていてよりこの機会を逃したくない!と思うユーザー心理をついています。
NICE CLAUP
NICE CLAUPでは、同じくGWを活用したSALEのお知らせをしています。
このブランドのすごいところは、SALEだけでもクリエイティブを2つ用意しているとことです。
- 左側の画像
画像をメインにしながら文字を加えることで、まずは商品画像をフックに興味を持つ人に訴求しています。その商品が元々欲しいと思っていた人や、この投稿をきっかけに商品に興味を持った人にアプローチし、さらにSALEということで即購入を促しています。
- 再入荷アイテムの情報
商品画像はないですが、大きく「SALE」と書かれ、リンクの部分には「MAX50%」と書かれていると、元々のブランドのファンは「ちょっとのぞいてみようかな。」という心理になってタップしてみたくなります。商品画像をあえて置かず、文字だけにすることでその先のウェブサイトタップを促しています。
3.インスタLIVEの告知
インスタLIVEの告知も売上げを上げる大きなポイントとなります。
インスタ上ではインスタLIVEを行えば行うほど売上げが上がると言われています。
それは、
- ユーザーとのコミュニケーションが取れて信頼性が増す
- 商品情報をより詳しく知ることで疑問がなくなり商品への信頼が増す
など
があげられます。
そのため、インスタLIVEへの参加を上げるためにストーリーで促すことが重要です。
CHINAやMaison SpecialではインスタLIVEのお知らせを流しています。
特に、COHINAは「LIVE参加で500円OFFクーポンプレゼント!」の記載があり、LIVE参加への意味を持たせて参加を促しています。
4. インスタのECショップ化
ストーリーズをハイライトにまとめることで、いわばECショップのような感覚でインスタを活用することが可能です。
ハイライトはプロフィールの直下にあるため、初めてアカウントに訪れた人でも目に止まりやすく、常にアクセス可能です。
特に、魅力的なプロモーションはユーザーも興味を持ちやすいのでアクセスもされやすくなります。
ハイライトをテーマごとに
- 新作紹介
- SALE情報
- キャンペーン
- 顧客レビュー
- ブランドの裏側
など
戦略的に設置することで、ユーザーが興味のある内容を簡単に見つけられるようになり見られやすくなります。
CLANE
CLANEでは発売日ごとにハイライトがまとめられています。
発売日ごとにまとまっていることでユーザーが見返しやすくなっています。
見返しやすくすることで、興味を持った商品を即購入に繋げることができます。
FREE’S MART
FREE’S MARTでは、ハイライトの一番左にインスタLIVEの情報をまとめています。
インスタLIVEで紹介した商品を見返したい方が見て購入しやすくしています。
Her Lip To
Her Lip Toではスタッフの着用画像を一番左にまとめています。
スタッフの着用画像をまとめることで、スタイリングのイメージが伝わりやすく、購入のきっかけにつながりやすくなります。
5. ハイライトのデザインとブランディング
ハイライト一つでもブランディングを伝えることができます。
フィード投稿やリール同様にブランドイメージに統一させたカバー画像を設置することで、インスタ上でのブランディングが整い、ユーザーがストレスなくハイライトを認識することができます。
また、重要な情報は新商品やキャンペーンの内容により変わっていきます。定期的に新しい情報にアップデートすることでより効果的に売上アップに繋がりやすくなります。
FRAY.ID
FRAY.IDではハイライトに写真を使っています。
フィード投稿と同じイメージの画像がハイライトに使用されていることで統一感が出ます。
U by SPICK & SPAN
U by SPICK & SPANでは、シンプルなテキストのハイライトになっています。
シンプルながら、カバー画像の背景をブランドのイメージカラーにすることで統一感を出しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回はストーリーズとハイライトを活用してインスタから売上げアップをさせる戦略についてお伝えをしました。
フィード投稿やリールではできないことや性質を活用することで、インスタからの売上げを最大化させることが可能です。
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