アパレルブランドの服作り

オリジナルTシャツを低リスクで作って販売する方法とは?注意点やTシャツ作成サイトも紹介!

よしみ
よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです!

アパレルブランド立ち上げて売る際に

Tシャツを作って売りたいのですがどこで作成したら良いですか?

というご相談をよくいただきます。

Tシャツはブランド立ち上げ初心者が作成するには、アイテムの難易度としてハードルが低くおすすめのアイテムの一つです。

とはいえ、T シャツは難易度が低いこともあり競争率が高いため、作れば売れるというわけではなく、そんなに甘くはないので注意する点もあります。

今日は、オリジナルTシャツを低リスクで作って販売する方法とは?注意点やTシャツ作成サイトも紹介についてお伝えします!

なぜ初心者にTシャツがオススメなのか?

オリジナルブランドを立ち上げている人の多くがT シャツを作って販売しているイメージがあると思います。

中には、

  • Tシャツではない洋服を作りたい
  • Tシャツだとオリジナルブランドとは言えないのではないか

という方もいらっしゃるのですが、とはいえ初心者にはT シャツが一番ハードルが低いので初めての商品という意味ではオススメしやすいアイテムではあります。

その理由についてお伝えしていきます。

オリジナルブランドの商品でTシャツをオススメする理由

  1. 仕様がシンプルで作りやすい
  2. コストが低い
  3. ターゲットが広い
  4. サイズの心配が少ない
  5. マーケティングがしやすい

これを説明していきます。

1.仕様がシンプルで作りやすい

T シャツは比較的仕様や素材、生産のプロセスがシンプルなので、そこまで難しい知識がなくても初心者でもオリジナルの商品を作ることができて失敗が少ないです。

T シャツの場合は、ベーシックな形であればすでにその形をストックしている業者というのがあるので、そこから土台となる T シャツを購入し、オリジナルの柄を載せてもらうサービスもあります。

2.コストが低い

Tシャツは他のアパレル商品に比べて製造コストが低いため、初期投資を抑えることができきて、ブランド立ち上げ初期の方にはとても嬉しいアイテムです。

T シャツ専門の業者に生産をお願いすることで、小ロットからの生産が可能なため、在庫リスクを低減させることも可能です。

3.ターゲットが広い

Tシャツは老若男女を問わず幅広い層に受け入れられるアイテムであり、さまざまなスタイルやファッションに合わせやすいので市場が広いです。

ブランドによっては男女問わず、ユニセックスで打ち出しているブランドも多く、より幅広い層に受け入れられるようなコンセプトにしているところも多いです。

ある程度のブランディングやコンセプトというのは必要ですが、他のアイテムに対してそこまでターゲットを絞り込まなくても受け入れられる層が広い分、在庫リスクを心配する必要が低くなります。

4.サイズの心配が少ない

T シャツは細かいサイズ感を気にしなくても消費者が購入しやすいのも嬉しいポイントです。

ECショップで販売する場合、消費者はサイズ感や着用感をとても気にします。

ECショップ上の画像やサイズ表だけではなかなか判断がしにくいですが、T シャツならおおよその情報でイメージがしやすいので購入されやすいです。

特に、T シャツの場合ユニセックスをターゲットとしているブランドも多いので、大きめサイズの T シャツを売ることで商品購入のハードルを下げているところもあります。

5.マーケティングがしやすい

Tシャツはプリントの柄次第で無限にクリエイティブな表現が可能で、ブランドのアイデンティティを表現しやすいアイテムです。

また、SNSなどでの露出もしやすく、プロモーションがしやすいアイテムです。

Tシャツを作るステップ

では、どのようにオリジナルのTシャツ作りをしたらいいの?という方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、実際にどのようにTシャツを作るのかそのステップを紹介します。

  1. コンセプトの明確化
    ・ブランドのコンセプトやメッセージを明確にし、どんなデザインがターゲットに刺さるか考えます。
  2. デザインの作成
    ・ロゴ、テキスト、イラストなどの要素を使用してTシャツのデザインを作成します。
    自分で作成できる場合は作成をしますが、もし作成ができない場合は専門のグラフィックを作成してくれる方に依頼して作成してもらいましょう。・デザインは繰り返し修正を行い、完成形に近づけていきます。
  3. 素材と形を決める
    ・Tシャツの素材や色、サイズ、形などを決めます。
  4. 製造パートナーの選定
    ・Tシャツの製造を依頼する企業や工場を選定します。品質、コスト、納期などの条件を比較して検討します。・ブランド立ち上げ初期は小ロットから生産可能な業者を選ぶことがポイントです。
  5. サンプルを作成する
    ・実際にデザインをTシャツにプリントしたサンプルを作成し、デザインや素材の確認を行います。
    ・必要に応じて、デザインや素材の調整を行い、最終的な商品を確定します。
    *場合によってサンプル作成ができない場合は1発勝負になります。
  6. 生産
    ・最終的なデザインと素材での大量生産を開始します。

オリジナルTシャツを作って売るために意識すべき点

今まで紹介してきたように、オリジナルTシャツを作るのは初心者でも比較的簡単にできるためおすすめではありますが、その分参入者を多く競争率が高くTシャツを作ったから売れるという甘い世界ではありません。

そのため、オリジナルTシャツを作って売るためにはいくつか意識すべき点があります。

オリジナルTシャツを作って売るために意識すべき点

  1. コンセプト・ターゲットの明確化
  2. クオリティーの高いグラフィック
  3. ブランドの影響力を高める

1.コンセプト・ターゲットの明確化

前述の通り、他のアイテムに対してT シャツはそこまでコンセプトやターゲット絞り込まなくてもターゲット層が広いため受け入れやすいアイテムです。

と言っても、全くコンセプトやターゲットのない商品では売れません。

  • 素材
  • グラフィック
  • ディテール
  • ストーリー性
      など

どんなところに特徴のある T シャツなのか明確にしましょう。

Tシャツはシンプルなアイテムですが、それ自体でブランドアイデンティティーを伝えることができます。

また、プリントTシャツの場合はグラフィックのクオリティーでも大事ですが、手間がかかっているから売れるというわけではありません。
コンセプト次第でシンプルなアイテムでも十分売ることができますので、合わせてターゲット設定を行って、ターゲットに刺さるアイテムを作りましょう。

2.クオリティーの高いグラフィック

T シャツにグラフィックを載せる場合、そのグラフィックのクオリティーは必須です。

グラフィック次第で購入される方も多いからです。
手が混んでいるグラフィックだから売れるというわけではないですが、シンプルな柄でも細かいところを気を使うか、気を使わないかで見え方が全く変わってきます。

自身でグラフィック作成できればいいのですが、アイテムの顔と言える部分にもなり、それ次第で商品が売れるかどうか決まるので、のグラフィック作成をしてくれる方に依頼するのがおすすめです。

また、著作権問題に関してはとてもシビアです。
参考にする柄にあまりにも似ている

  • 言葉

は著作権に引っかかり、訴えられる可能性もあるので、アレンジを加えるようにしましょう。

3.ブランドの影響力を高める

アイテム作成と同時に行うべきことは、ブランド自体の影響力を高めるということです。

アイテム作ったから売れるというわけではないので、ブランド自体の影響力を高めることで集客&販売が可能になりますが、初心者の多くのブランドではこれができていないので、商品を作っても商品が売れていない現状です。

逆を言えば、ブランドの影響力を高めてファンを増やした上で商品を作ることができれば、商品売りやすくなり、それだけでも他のブランドと差別化することが可能です。

特にアパレル商品で認知をして販売をするためには、インスタの活用が一番おすすめです。

初心者にオススメTシャツ作成サイト5選

では、Tシャツはどこで作ればいいの?という方も多いでしょう。

通常、企業ブランドなどの場合は工場やメーカーさんに依頼をして作成しますが、そのためには

  • 自分で指示書を作成する
  • アパレルの知識が必要
  • 小ロット作成がしにくい
    など

という難点があります。

そのため、まず初心者にオススメするのがTシャツ作成を小ロットで行ってくれる業者です。

既に、Tシャツの土台を持っているのでプリントや刺繍を打つだけで簡単にオリジナル商品を小ロットから作成することが可能です。

もちろん、形は決まっているのでオリジナル性には欠けますが、初めて商品作成して売るのにリスクを感じる方もいらっしゃるかと思うので、その点では低リスクで作成できるのが嬉しいポイントです。

完全オリジナルの商品を作りたければ、2作目以降に検討をすれば良いので、まず迷っている人はここから開始し、作成〜販売までをやってみるということをしてみましょう。

では、Tシャツ作成のサイトを5つ紹介します!

Tシャツ作成サイト5選

  1. SUZURI
  2. Maison Labo
  3. TMIX
  4. PRINTFUL
  5. ラクスル

これを詳しく紹介します!

1.SUZURI

インスタ上でも最近よく見かけるSUZURI

SUZURIの最大の特徴は、ネット上で簡単にデータUPして受注が入った時点でプリントしてくれる点です。
ブランド立ち上げ初期の方は、どの程度売れるか不安…という方も多いので受注生産はありがたいですよね。

割高ではありますが、受注生産のためリスクは低く参入しやすく、まずは趣味感覚でやりたい人にオススメです。

SNSとの連携機能があるのも嬉しいポイントです。

2.Maison Labo

ブランド立ち上げ初心者に嬉しい、ノーリスクでTシャツが作成できるのがMaison Laboです。

高めの値段設定ではありますが、
なんと!

  • 初期費用0円
  • 売れ残ったら全て無料返却
  • 売れた分だけ後払い

というすごいサービスです。

また、

  • 商品のバリエーション
  • 手法

も豊富なのが嬉しいポイントで、さらにはタグまでオリジナルのタグをつけてくれるので、よりオリジナル感ある商品作成をしたい人にはオススメです。

3.TMIX

とにかく安く、早く作りたい人はTMIXがオススメです!

送料無料で1枚1,000円台〜から作成可能で、最短納期が即日というのも嬉しいポイントです。

素材の選択肢が多く、ベーシックなカジュアルTシャツからスポーティーなTシャツまで作れます。

また、手法についてはインクジェットとシルクスクリーンとで選べ、注文枚数によって選択肢も広がります。

刺繍はできないようですね。

4.PRINTFUL

おしゃれな形のアイテムを作りたい人はPRINTFULがオススメ!

このサイトのポイントは他のサイトでは無いような、海外っぽいおしゃれなアイテムが揃っています。

  • 定番的なTシャツ
  • スポーティーなTシャツ

は勿論、女性に人気な

  • スポブラ
  • レギンス

も揃っていてアイテムの豊富さが特徴です。

5.ラクスル

チラシや名刺などの印刷で有名なラクスルも実はTシャツ作成ができます。

形自体はベーシックなものが中心ですが、

  • 比較的低価格
  • 定番素材から機能素材まで素材が豊富
  • サイズやカラバリが豊富

なので、形は定番でいいけど、機能や色にはこだわりたい人にオススメです。

また、サイトでは、

  • オススメ
  • 納期
  • ロット数
  • 単価

順に確認できるページもあるので便利です。

オリジナルの商品作りをするには?

 

とはいえ、オリジナルの商品が作りたい!という方もいらっしゃるでしょう。

そのような方には、大手アパレルブランドの企画もしているアパレルデザイナー歴20年以上の私がサポートさせていただきます!

  • 専門的なアパレルの知識不要
  • 豊富な素材から選択可能
  • 形はもちろん自由に設定可能

で作成可能です。

提携しているメーカーさんに依頼をして作成するので、完全オリジナル商品を作りたい方はぜひご相談ください!

まとめ

いかがでしたか?
今回は、オリジナルTシャツを作る方法とTシャツ作成ができるサイトを紹介しました。
今回紹介したサイトは全て土台があって作成できるサイトなので、低リスクで作成は可能ですが、合わせてご自身の影響力を高めることをするのが本質です!
ぜひ、SNSでの影響力も高めて、完全オリジナル商品作成まで視野に入れていきましょう。

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