アパレルブランドのインスタを運用することになって
というご相談をいただきます。
在庫過多でSALEを行うのはあるるなのと、気持ちはわかります。
でも、常にSALEをやっていたら在庫の整理にはなるかもしれませんが、売上げUPには繋がりにくいですよね。
何か本質を変えていく必要があります。
今日は、アパレルブランドがSALEに頼らずにインスタ活用で売上上げる方法についてお伝えします!
SALEに頼ることのデメリット
では、まずSALEに頼るのはなぜいけないと思いますか?
ここでは、SALEに頼ることのデメリットをお伝えします。
SALEに頼ることのデメリット
- ブランド価値の低下
- 顧客の価格期待値の低下
- 利益率の低下
- 在庫管理の困難さ
これを詳しくお伝えします。
1.ブランド価値の低下
頻繁にSALEをやっているうブランドのイメージってどうですか?
本来はお高めでオリジナリティーのあるブランドにしたいと思っていてもあまりに頻繁にSALEを行っているとその
- 高級感
- 独自性
といったブランディングが失われてしまい、チープなどこにでもあるブランドの印象になってしまいます。
また、よくSALEを行っているブランドは売れていないのかな。という印象も与えてしまいます。
2.顧客の価格期待値の低下
SALEを頻繁に行って常態化すると、
- いつもSALEやってるし
- いつかまたSALEやるだろうし
というイメージづけがされてしまい、顧客が通常価格での購入を避け、常に割引を待つようになってしまいます。
そうすると、SALEでないと商品が売れなくなってしまうのでプロパーの商品が売れなくなってしまいます。
3.利益率の低下
SALEで商品を売ることで、それが一部の商品だったとしても、商品の利益率が低下してしまうため、それが全体の収益にも悪影響を及ぼしてしまいます。
利益率が低いと、同じ収益を得るためにはより多くの量を売る必要があり、これは在庫の管理や販売のためのコストが増えることも意味します。
また、利益率を維持するためには、製造コストや運営コストを削減しなければならず、これは製品の品質やサービスの低下を招く可能性がああります。
4.在庫管理の困難さ
SALEをやる理由は在庫があるからですが、SALEのために在庫を増やすと、売れ残りのリスクが高まり、在庫管理が難しくなります。
在庫過多になる理由としては、
- できればたくさん売りたいという思惑や期待
- コストを安くしたい
といった理由が予想されますが、結果SALEにして多くの問題点を抱えるなら、しっかり売れる分だけを生産することが大事です。
SALEをやる際の対処法
SALEでをすることのデメリットはわかっていても、どうしても避けれない場合もあるかと思います。
そういった際の対処法についてお伝えします。
SALEをやる際の対処法
- SALEは期限を設ける
- クーポン配布
- 新作をプロモーション
これを紹介します。
1.SALEは期限を設ける
いつまでもダラダラとSALEをやっているのは印象として良くないです。
SALEをする際は期限を設けてやりましょう。
- 3日間限定(限定感を出す)
- 5/30まで(明確に期限を伝える)
というように、限定感を出したり明確に期限を伝えるなどしましょう。
少しお高めのブランドほど早くにSALEが終わっていますよね?
その後はプロパー商品を売ることに集中しましょう。
理由にもよりますが、時期が合っていなかった場合は来年以降に再度店頭に出して売るのも一つの手です。
また、店頭の目立つところにはおかず、ECショップのSALEコーナーでひっそり売るなど対策をしましょう。
2.クーポン配布
SALEは安い商品があれば買って、その後は買ってくれるかわかりませんが、クーポンは次回以降の来店に繋げやすくできるのがポイントです。
- 次回の来店時
- いくら以上購入した場合
- いつまでOK
など条件をつけることがポイントです。
とはいえ、SALEと同様に頻繁に配布するとクーポン目当ての方も出てくると思いますので、配布のしすぎには注意しましょう。
3.新作をプロモーション
SALEに頼らないためにも、新作を準備してプロモーションし、季節が変わったことを印象付けましょう。
ここからは気持ちを切り替えて、プロパーを売ることにフォーカスしましょう。
そのためには、新作を早めにプロモーションして、
- 認知
- 興味づけ
していくことが大事になります。
SALEに頼らずに売上げアップに繋げるインスタ活用法
対処法もお伝えをしましたが、それでは本質的な改善にはならないので、ここからはインスタを活用して売上げをアップさせる施策をお伝えしていきます。
SALEに頼らず売上アップに繋げるインスタ活用法
- ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用
- 強いブランディングを構築
- ユーザーとのコミュニケーション
- インフルエンサーとのコラボレーション
- 製品の価値をアピール
- 限定コンテンツとオファーの作成
これを詳しくお伝えしていきます。
1. ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用
UGCとは、ユーザーが自ら作成したコンテンツのことで、SNS上では このUGCが一番強力です。
ユーザーが自ら生成したコンテンツのため説得力がありますし、ブランドを知らない方に対してもアプローチすることができ、ブランドや商品のことを知ってもらえるきっかけになります。
UGCの生成は主には
- コンテストを開催
- ハッシュタグキャンペーン
をおこない、つけてほしいハッシュタグを明記することでトラッキングもしやすくなります。
また、ブランドをタグ付けしてくれた顧客を知って、交流できるのもポイントです。
>関連記事:売上げアップに超強力なUGC創出法とは?アパレルの具体的活用事例6選紹介!ついてはこの記事もオススメ
2. 強いブランディングを構築
またブランドのコンセプト明確に定義していくことも重要です。
ブランドのミッションやビジョン、価値を明確にすることで強いブランディング構築することができます。
例えば、インスタの投稿画像の場合は、その投稿画像の世界観を整えて統一感を出していくこともブランディングの一つです。
- 色
- フィルター
- 素材やあしらい
- フォント
の印象を統一していくことでイメージ好きをすることができます。
またデザイン性だけを謳うのではなく、
- ブランド
- 製品
- チーム
の背後にあるストーリーを共有することで、価値観の共有ができ強いファンを作ることができるので、SALEに頼らずに商品が売れやすい状況を作ることができます。
3. ユーザーとのコミュニケーション
ブランドのファン化をしていくにあたり、インスタ上でユーザーとコミュニケーションをとるということも大事なことの一つです。
例えばストーリーズで
- アンケート
- クイズ
- 質問箱
を活用することで簡単にコミュニケーションをとることができます。
取ったアンケートや質問箱の内容をシェアして応答していくことも、ユーザーにとって嬉しい情報の一つにもなります。
また、ユーザとの1番のコミュニケーションの場になるのはインスタLIVEです。
インスタLIVEでは、
- 製品の紹介
- スタイリングのコツ
- 商品作成の舞台裏
- イベント会場からの中継
など
を行い、積極的にコミュニケーションをしましょう、
4. インフルエンサーとのコラボレーション
インフルエンサーとのコラボをするのも一つの施策です。
その際に重要なのは、ブランディングに合い、エンゲージメントの高いフォロワーを持つインフルエンサーに焦点を当てることがポイントです。
コラボの種類は
- PR付き投稿
- テイクオーバー
- プレゼントキャンペーン
- コラボ商品企画
など
です。
ブランディングイメージにあって影響力のあるインフルエンサーほど効果が期待されます。
>関連記事:アパレルブランドのスタッフのインフルエンサー活用とは?インスタ成功事例紹介!についてはこの記事もオススメ
5. 製品の価値をアピール
商品を安売りするということは、仕入れを安くしなければならず、
- 品質を落としたり
- 大量生産をする
といったことになりかねません。
そのため、量ではなく質にフォーカスしていく必要があります。
- 製品の質
- 他社製品とは違うオリジナルな特徴
を強調していきましょう。
製品の質をアピールする方法の例
- フィード投稿を活用して、製品のさまざまな角度や使用例を紹介
- ストーリーズでユーザーのレビューや口コミをシェア
- インスタLIVEで価値観やこだわりをシェア
6. 限定コンテンツとオファーの作成
新作販売初期段階でより多くの商品販売をすることがセールに持ち込まない1つの勝因です。
そのためには、早めに新作の告知をしていくことが重要ですし、その告知の中に商品作りのプロセスを盛り込むことでより興味を引くことができます。
また、SALEに持ち込まないためには新作販売初期段階でプロパーで購入するメリットを伝えていくと効果的です。
- 予約販売
- インスタのフォロワーにのみ提供される限定オファー
など
を企画しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はSALEに頼らずに売上げを上げる方法についてお伝えをしてきました。
SALEはキャンペーンの1つではあるのでやっても良いのですが、できるだけ頼らずにプロパーで売るような施策を立てていきましょう。
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