アパレルブランドのインスタをするにあたり、
というご相談をよくいただきます。
結論を言うと、両方投稿しましょう!
リールとフィード投稿では、それぞれに特色がありその特色を活かすことで効果的に集客をすることができます。
今日は、インスタ集客にはリールとフィードどっちがいい?アパレルの事例で違いを説明します!
リールとフィード投稿の特色を知ろう!
リールとフィード投稿をどちらも投稿した方が良い理由は何なのでしょうか?
まず、リールとフィード投稿の特色を知ることが大事です。
リールの特徴
リールは動画による投稿のため、リールを使うことで
- 音楽
- エフェクト
- 動き
- ストーリー性
を創造的に表現することができる点が特徴です。
リール動画は短尺ながらも画像では伝わりきれない、
- ニュアンス
- 表情や動き
- 感情
を伝えることができるため、情報をより詳細に伝えることができます。
また、アパレルブランドのアカウントの場合、ブランディングの問題もあり中々アカウントに属人性を出すことが難しいのですが、リールを通じて商品紹介したり、ブランドへの想いやブランドの裏側などの紹介することで、ブランドに人間味を与えることができるので、ファンも作りやすくなります。
そして、もう一つのリールの特徴としては、フィード投稿に対して既にフォロワーになっている人以外へのリーチがしやすい点です。
そのため、フォロワー外の人へ情報が伝えやすいツールです。
特に、アパレルブランドの場合は届けられる情報が多い分、リール投稿は必須で行なっていただきたいですが、リールはエンタメ要素の高いコンテンツであることと、フォロワー外へリーチすることから、届ける内容が浅くなってしまいがちです。
それを補填するようにフィード投稿を活用しましょう。
フィード投稿の特徴
一方、フィード投稿は
- 動画である
- 外部へリーチしにくい
とう言う点でリールに対して劣っているように感じるかもしれませんし、
じゃあ、フィード投稿はしないでリール投稿だけしても良いですか?
という方がいらっしゃるのですが、フィード投稿もしましょう!
その理由と言うと、逆を言うと既にフォロワーである人に見られやすいのため、既にフォローしてくださってくれている方を更にファン化するような濃い情報を届けることが効果的です。
リールは先ほどもお伝えした通り、多くの人にリーチする分エンタメ性が強い内容を伝えた方が評価されやすいですが、深い内容までを投稿で伝えにくいです。
その点を補填するような内容をフィード投稿で伝えましょう。
また、フィード投稿のもう一つの特徴といえば、おすすめ表示です。
検索したタグの上位に載ったイメージ
おすすめ表示のされ方
- 投稿
▼ - 表示された人たちから評価される
▼ - おすすめに表示
▼ - 表示された人たちから評価される
▼ - 更におすすめに表示される
・
・
・
初めの段階では、多くの人にリーチしないのですが、表示された方に評価をされれば「おすすめ」に載ります。更に、そのおすすめ表示から見た人から評価を受ければ、更に「おすすめ」に載るので、良い評価を得たコンテンツはより多くの人に見てもらえる機会が出るのです。
そのため、フィード投稿も投稿をしましょう。
フィード投稿とリールの割合は?
ここまで、フィード投稿とリールを両方投稿した方が良い理由をお伝えしたのですが、続けてよくいただくのは、
フィード投稿とリール投稿の割合はどうしたら良いですか?
というご質問です。
これに関しては、そのアカウントやブランディングにもよるため、明確な答えはないのですが、目安として
- 動画を中心に伝える場合 → リール2 : フィード1
- 画像を中心に伝える場合 → フィード2 : リール1
で投稿していきましょう。
この後お伝えをしますが、各機能にそれぞれの特徴があるので、その特徴に合った内容を投稿していきながら、ブランディングも合わせて運用しましょう。
リール投稿の内容の例
では、リールではどんな内容を具体的に投稿していけばいいのでしょうか?
画像では伝えきれない内容を映像でしか伝えられない情報を
- 世界観
- 情報量
- 音楽
- テロップ
を最大限に活かして表現して投稿にするのがポイントです。
例えば、アパレルブランドのアカウントで動画で表現した方が効果的な内容はというと、
<リールの投稿例>
- アイテム紹介
- コーディネート紹介
- 着こなしのポイント紹介
- 着用感
- 商品の素材感
- 商品作りの裏側
- VLOG風の着用動画
- LOOK BOOKなどブランディング的な動画
など
フィード投稿と似たようなテーマもありますが、いかに画像では伝えられない情報を動画を動画を使ってわかりやすく伝えるかがポイントです。
動画でわかりやすく伝えることで、商品購入に繋げやすくなります。
では、リール投稿の具体例をいくつか紹介します。
1.コーデ提案を伝える投稿の例
アパレルブランドのアカウントを見る、世の中の人がリールで一番知りたい投稿のひとつがコーデ提案のバリエーションです。
洋服が欲しくても、どんなコーディネートをしてどのように活用すれば良いのかがわかりません。
そのコーデのバリエーションをリールで紹介することで購入に繋げやすくなります。
2.商品の魅力を伝える投稿の例
商品の魅力を伝えるのも動画がオススメです。
より商品を詳しく説明をしたいと思ったら、画像とテキストだけよりも動画と音声で伝えた方が伝わりやすくなります。
3.カラー別の着用イメージを伝える投稿の例
カラー別の着用イメージも効果的です。
同じアイテムでも、カラーによって与える印象が違い、そのコーデの紹介を動画にすることで空気感やニュアンスまで伝えることができ、カラー別の着用イメージが一度に確認で切るので購入の参考になります。
4.ブランドの裏側を紹介する投稿の例
ブランドの出来上がった部分だけでなく、普段知れないブランドの裏側を知れて親近感や興味が湧いてファン化につながります。
ここには、例がないのですがブランド企画の裏側や立ち上げの裏側などの内容もオススメです。
5.ブランドの世界観がわかる投稿の例
ブランドの世界観は画像でも伝えることは可能ですが、リールで伝えた方が
- 動画によるニュアンス
- 音楽や音声
- テンポ
でより詳細に伝えることができます。
6.サイズ感を伝える動画の例
この投稿は、私のアカウントで以前投稿をしたものです。
サイズ感がわからないと不安で購入に至りません。
この時は流行りのミニBAGにどれくらいの容量が入るのか?を伝えるために実際に中身を出してみるという動画を撮影しました。
7.商品の画像では伝えきない情報を伝える投稿の例
画像でも伝えられるけど、動画で伝えた方がよりわかりやすい内容もあります。
特にHOUW TO系の内容は動画で伝えた方が説明が伝わりやすいですよね?
そのような内容を動画で伝えることで、ユーザーにも伝わりやすくなります。
フィード投稿内容の例
では、フィード投稿ではどんな投稿をしたら良いのでしょうか。
まず、前提としてターゲットのニーズがあることを確認した上で、そのターゲットニーズに応える投稿をしましょう。
ここで自己満の投稿しかしないと集客にはつながりにくくなります。
<フィード投稿の投稿例>
- アイテム紹介(自社商品がない場合は他社商品のレビュー)
- コーディネート紹介
- 着こなしのポイント紹介
- ブランドや商品への想い
- 商品作りの過程
- キャンペーン紹介
など
ターゲットが知りたいと思う情報を投稿にて、「見逃せない!」と思わせる発信をして、販売までにつなげる投稿にすることが重要です。
リールは動画を活用した詳細を伝えることがポイントですが、フィードは視覚のみでユーザーが確認がしやすいより視覚にフォーカスした内容にしましょう。
フィード投稿の具体的な例についてお伝えをします。
1.戦略的な画像デザインの投稿例
リールでも、世界観を伝えることができますが、フィード投稿の場合は視覚にフォーカスした世界観を出すことができ、効果的に活用するとフィード上でインパクトを与えることができます。
特に、例に挙げた投稿は3の倍数ごとでデザインを組むとインパクトあるフィードになります。
この場合は、ブランディングを伝えるのには効果的ですが、商品販売に色節つなげるのにはあまり効果的ではないので、ポイントを押さえて投稿をしましょう。
2.商品詳細を伝える投稿例
ユーザーが知りたい商品情報をテキストで明確に伝えましょう。
ユーザーが特に知りたいのは
- 品番
- アイテム名
- サイズ
- カラー
- 価格
といった内容です。
この情報を入れることで、興味を持った状態でECにアクセスされるので購入されやすくなります。
3.発売日の記載がある投稿の例
いつから販売がされるのかを記載するのも重要な情報です。
発売日が記載されていることで逃さずチェックすることができますので、必ず記載をしましょう。
4.ショップ機能がついている投稿の例
インスタの醍醐味はショップ機能がつけられることです。
これをアパレルブランドが使わない手はありません!
ショップ機能をつけることで、欲しいと思った時に直感的に購入することが可能なので、活用しましょう。
5.キャンペーンの記載がある投稿の例
アパレルブランドにとって、キャンペーンも集客&販売に効果的なプロモーションのひとつです。
キャンペーンがきっかけとなり、商品購入に興味を持たれる可能性があるので、キャンペーンの記載をしてお知らせしましょう。
ただ、キャンペーンのお知らせばかりだと、
- 安売りなブランドの印象
- つまらない投稿
になってしまう可能性がるので、頻度には注意しましょう。
6.投稿文にキャッチコピーが書かれている投稿の例
アパレルブランドの投稿が、写真中心の投稿画像が多いですが、その中で投稿文に商品のキャッチコピーが入っていることで、
- 興味を惹き
- 商品の魅力が伝わる
ことで興味が持たれやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、フィード投稿とリールのどっちを投稿したら良いのかについてお伝えをしました。どちらの機能にも特徴があるので、それを活かした投稿をすることで効果的に集客につなげるアカウントにしましょう。
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