ブランド立ち上げの方法

低リスクでアパレルブランド立ち上げる方法とは?商品仕入れから販売までする方法を紹介!

よしみ
よしみ
こんにちは!現役でアパレルデザイナーをしながら、アパレル未経験者のアパレルブランド立ち上げサポートをデザイン~服作成、集客まで トータルでサポートしているブランドプロデューサーのよしみです!

アパレルブランドを立ち上げるにあたり

オリジナル商品を販売したいけど、商品が売れるか不安…できるだけ低リスクで立ち上げる方法ないかな…

オリジナル商品を作っても売れるか不安…というという方の多くは

  • 集客
  • 商品企画

ともに初心者であるということです。
ここに課題を感じていなければ、このような不安を抱くことも少ないと思います。

これを解決するのは、まずは既にできた商品を仕入れて売る方法です。

今日は、低リスクでアパレルブランド立ち上げる方法とは?商品仕入れから販売までする方法を紹介!についてお伝えします!

商品仕入れして売ることをおすすめする理由

アパレルブランドを立ち上げて販売したい人の多くが、オリジナルの商品を企画して販売をすることです。

しかし、同時にその方たちの9割の人が

商品を作っても売れるか不安…

商品を量産する資金がない…

というお悩みを抱えているのです。

ということで、それを解決するのが商品を仕入れて売る方法です。

これを提案すると、

いや。私はオリジナルの商品が作りたいんです

という方がほとんどなのですが、「資金なくてできるだけ低リスクで始める」を叶える方法はこれです。

また、多くの方は商品作りだけでなく、集客&販売も初めてですし、オリジナル商品を作らずとも商品をセレクトするためにはセレクトセンスやブランディングはいずれにしても重要な要素となります。

それをまずは自分がセレクトした商品を仕入れて販売してみるという経験をすることで、自信にもつながります。

また、商品仕入れをして販売して得た資金を軍資金としてオリジナル商品作成をすることも可能です。

低リスクで始める商品の仕入れと販売のステップ

では、どのように商品を仕入れて販売をすれば良いのでしょうか?
ここでは、商品の仕入れから販売までのステップを紹介します。

1.コンセプトとターゲット設定

仕入れのECショップだとしてもまずはECショップの

  • コンセプト設計
  • ターゲット設定

が重要です。

どのようなターゲットに対してどのようなセンレクトショップにするのかを定めないと商品の仕入れポイントが決まりませんので、ここが全ての土台となります。

また、仕入れが簡単にできるようになって世の中には多くのセレクトショップが出来ましたが、同時に上手くいっていないショップがほとんどです。
その上手くいっていない理由はこのコンセプトとターゲットの設定が出来ていないからです。

多くの方は

仕入れで販売すると同じような商品ばかりで差別化ができないから嫌です…

というのですが、このコンセプトとターゲット設定をしっかりして見せ方をこだわるだけで売れるショップにすることが可能です。

将来的にオリジナル商品を作成するために構想しているターゲットやコンセプトが既にあれば、それをそのまま活用いただいてOKです。

2. 市場調査とトレンド分析

商品仕入れといっても甘くみてはいけません。コンセプト設計後の最初のステップとして、まずやることは市場調査とトレンド分析をすることです。

  • ターゲットとする顧客層
  • 競合ブランドの動向

を把握し、ターゲットに対してどのような商品が人気かリサーチして見極めましょう。
リサーチをすることにより、仕入れるべき商品の方向性が見えてきますし、リサーチ力は今後オリジナル商品作りをする際にも必須のスキルになります。

3. 信頼できる仕入れ先を見つける

どこから商品仕入れをするのかも大事なポイントです。
仕入れ先によって、仕入れできる商品のクオリティーも変わってくるので、ブランドの信頼にもつながります。

100%大丈夫とは言い切れませんが、できるだけ安心して仕入れできる仕入れ先を見つけることが重要なポイントです。

商品の仕入れ先としては、主に以下のような選択肢があります。

  1. 現地の卸売り市場で仕入れる
    ・韓国(東大門)
    ・中国(広東省広州市)
  2. 仕入れサイトで仕入れる
    仕入れサイト

ただ、これにはそれぞれデメリットとメリットがあります。

  1. 現地の卸売り市場で仕入れる
    ・メリット  —–> 実際の商品を見れる
    ・デメリット —–>
    行くのに時間とお金がかかる。語学力が必要。
  2. 仕入れサイトで仕入れる
    ・メリット  —–>
    行くのに時間とお金がかからない。

    ・デメリット —–> 実際の商品を見れない。

これを知った上で商品仕入れをする必要がありますが、小ロットで仕入れる場合は仕入れに時間もお金もかけられないので、仕入れサイトで仕入れる方がリスクが低くなります。

4.ECショップ開設

ECショップがないと商品販売ができませんので、ECショップを開設しましょう。

最近では、初期費用ゼロから開設できるECショップもありますし、デザイン面にこだわれたり、サポート体制が整ったものまで幅広くあります。

自分に合ったものを選んで開設しましょう。

どのECショップにするか迷った場合は、まずはBASEが初期費用完全ゼロから開設できるので初心者にオススメです。

>関連記事:【2024年最新】アパレルブランド立ち上げECショップ開業おすすめ6選と特徴比較についてはこの記事もオススメ

5. 小ロットでの試験販売

仕入れの際に一度に大量の在庫を抱えるとリスクが大きくなりますので、まずは小ロットで仕入れて、試験的に販売を開始しましょう。

商品の売れ行きを確認し、消費者の反応を見極めることができますし、反応が良ければ追加で仕入れをしたり、ゆくゆくはその商品を軸にオリジナル商品展開をするのもおすすめです。

6. 商品の品質とブランディング

低リスクで始めるとはいえ、商品の品質にはこだわりましょう。品質の低い商品を提供することで、顧客からの信頼は無くなります。

品質の良い商品は顧客満足度を高め、リピート購入にもつながりやすくなります。

また、オリジナル商品としてのブランドイメージを確立するために、パッケージングやロゴデザインなどにも注力しすることで差別化することが可能です。

7. SNSを活用した認知&集客活動

ECショップを構えていても、有名ブランドでない限りどんなに良い商品でもECショップを見つけて購入してくれる人がいません。

ECショップを開設する前にはSNSも開設をして認知を広げるための発信をしましょう。

セレクトショップの発信をするためには、

  • 画像
  • 動画
  • テキスト
  • LIVE

と機能が豊富なインスタの活用がおすすめです。

インスタアカウントを開設して商品の魅力を発信し、直接販売につなげましょう。

また、単に商品の画像のみを発信しても集客&販売まで繋げることは難しいです。

  • コーディネート提案
  • 商品活用法
  • 商品ポイント訴求
     など

ユーザーが購入しやすくなる情報提供をすることで商品購入に繋げやすくなります。

また、インスタ上でターゲットユーザーとコミュニケーションを取ることで、ターゲットの求める商品を揃えることも可能になり、ニーズに応えやすくなります。

小ロットOK!おすすめの商品仕入れ先10選

では、実際にどこで商品を仕入れすれば良いのでしょうか?
ここではおすすめの仕入れ先を現地調達と仕入れサイトの両方で10個紹介します。

現地調達 ソウルナイトマーケット編

まず、紹介するのは韓国ソウルのナイトマーケットです。
東大門にある卸売り市場。各ビルが近くにあるので回りやすく、今トレンドの商品を多く見て仕入れすることが可能です。

1.DOOTA MALL

洋服以外にもインテリアやアクセサリーも楽しめます。
ショッピングモール感覚で入って購入できるので、観光客も多くいます。

2.ddp FASHION MALL(旧 U:US)

2006年から続く卸売ファッションビルで、以前は「U:US(ユーアス)」です。
若手デザイナーのブランドが多く揃います。
基本は卸売なので、小売は断られることがほとんどです。

3.apM / apM PLACE


カジュアルで感度の高いお手頃な服がたくさん見つかります。

現地調達 中国卸売り市場編

続いて紹介するのは、中国の卸売市場です。
中国では広州にある卸売り市場が最大級。格安で商品が手に入ります。

4.バイマ衣料品卸売市場

ハイエンドアパレルの取引量が最大で感度高めの商品が見つかりやすいです。

5.ホンミアンインターナショナルファッションシティ


中級からハイエンドな商品が揃うため、リーズナブルな商品から幅広く商品を見たい人におすすめです。

6.Shisanhang服の卸売市場

比較的低価格帯〜中価格帯の商品が揃うので、できるだけリーズナブルに価格もリーズナブルに販売したい人におすすめです。

仕入れサイト編

そして、仕入れサイトの紹介です。
仕入れサイトは商品が実際に見れないのはデメリットですが、現地に行かずに仕入れができるので始めやすいです。

7.淘宝網(タオバオ) 中国


中国から製品仕入れをしている人の多くが活用している淘宝網(タオバオ)です。
日本語不可のため、中国語のわかる方でないと難しいのが特徴です。

8.Alibaba  中国


中国の超巨大企業Alibabaのサイトです。
巨大なモールであるだけに、膨大な商品量ですが、品質に波があるのでそれを見極めが重要です。

9.Shinsan Market  韓国


Shinsan Market東大門市場の感度高めな商品が簡単に手に入ります。
日本語可能なのも嬉しいポイントです。

10.SUPER DELIVERLY 日本


SUPER DELIVERLY日本全国のメーカー・問屋が商品を卸価格で販売する卸・仕入れサイトです。

事業者専用になるため、個人では購入が難しいのが難点になります。

しかし、個人でSUPER DELIVERLYでの商品買付けにご興味がある方は私の背景に仕入れルートがありますので、私の公式LINEまでお問い合わせいただきご相談ください。

商品仕入れ時に注意すべきポイント

商品を仕入れる際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
これらのポイントをしっかり押さえることで、リスクを最小限に抑え、成功する可能性を高めることができます。

1. 信頼性と評判の確認

仕入れ先の信頼性と評判を確認することは非常に重要です。以下の方法でチェックしましょう。

  • レビューと評価
    オンラインプラットフォームで他のバイヤーのレビューを確認し、評価が高い業者を選びます。
  • 取引実績
    過去の取引実績や取引量を確認し、信頼できる業者かどうかを判断します。
  • 問い合わせ対応
    問い合わせへの対応が迅速で丁寧かどうかも重要なポイントです。

 

2. サンプルの確認

仕入れ前にサンプルを取り寄せて品質を確認しましょう。サンプルをチェックすることで、実際の商品が写真や説明通りかどうかを確かめることができるので安心です。

  • 品質検査
    素材や縫製の品質を確認し、商品の耐久性や使い勝手を確認します。
  • サイズとフィット感
    アパレル商品であれば、サイズ感やフィット感がターゲット顧客に合っているかが重要なポイントとなるので確認しましょう。

 

3. 最低発注数量(MOQ)の確認

仕入れ業者が設定している最低発注数量(Minimum Order Quantity, MOQ)を確認しましょう。
業者によっては、数枚からのオーダーが不可な場合もあります。
初めての取引ではできるだけ小ロットで発注できる業者を選ぶとリスクが少なくて済みます。

4. コストの明確化

商品の単価だけでなく、総コストを把握することが重要です。以下のコストも考慮に入れましょう

  • 送料
    特に国際取引の場合、送料が高額になることがあります。
  • 関税と税金
    輸入商品の場合、関税や税金が発生することがあります。
  • 追加費用
    サンプル代、検品費用、ラベルやパッケージングの費用なども考慮します。

サイト上の価格だけでなく、これらを含めた上代に設定しなければなりません。

5. 納期と配送条件の確認

納期が遅れると販売計画に影響を与えるため、納期と配送条件をしっかり確認しましょう。

  • 納期の確認
    注文から納品までの期間を確認し、納期が守られるかどうかを確認します。
  • 配送方法
    信頼できる配送業者を利用し、追跡が可能な方法を選びます。

まとめ

いかがでしたか?
今回は、小ロットで商品仕入れをして販売する方法についてお伝えをしました。
まず、ブランドを立ち上げたいけどリスクが怖い方には最小限からスタートができて、販売するまでのステップが経験できるので大変勉強になっておすすめです。

ぜひ、ここからスタートをして将来的にオリジナル商品を販売できるように頑張りましょう。

>関連記事:顧客に長く選ばれるブランドを作る!アパレルブランド立ち上げの6つのステップについてはこの記もオススメ


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