2020年以降、有名人でもインフルエンサーでもない一個人でもECショップを簡単に開設して、ブランドを立ち上げられるようになりました。
私にも多くの方から
というご相談をいただきます。
しかし、その95%以上の人が
という状態でご相談に来られます。
はっきり言って、このような状態では
9割失敗します・・・!
と断言できます。
そして、そのような状態では絶対にブランドを作らないでください。
あなたが失敗するだけでなく、工場さんに迷惑です。
私は無闇にアパレルブランドを作って欲しいわけではありません。
アパレルブランドを立ち上げたい人を応援したい!サポートしたい!
という気持ちがある一方で、あまりに無計画でアパレルブランドを立ち上げて失敗している人が多いので、
- その間違った方法に気づいて欲しい
- 正しいステップでブランド立ち上げをして欲しい
という気持ちでこの記事を書いています。
あなたが副業や趣味の領域を脱し、アパレルブランドを本気で立ち上げて成功したいと思うならこの先の記事を読んで、自分ごとと捉えて本気で取り組んでください。
そうすることで、ブランド立ち上げ成功に一歩近づくことができます。
では、今日はアパレルブランド立ち上げで失敗する人の9割がやってる!間違った11の共通点についてお伝えをします。
マインド編
アパレルブランドを立ち上げたいのに、いきなりマインドの話ですか?って思うかもしれませんが、めちゃめちゃ重要です!
どんなに資金や影響力があったとしても、このマインドが整っていなければ結果ブランド立ち上げは上手くいきませんし、多くの方はここでつまづいています。
そのため、多くのブランド立ち上げサポートはブランド立ち上げノウハウや実際の商品作りのみをサポートしていますが、私はまずはじめにマインドをお伝えしています。
では、失敗する人の共通点のマインド編をお伝えします。
1.素直じゃない
正直言って、アパレルブランドの立ち上げに限らず素直じゃない人は9割が失敗します。
このブログを読んでいるあなたはおそらく
- アパレル未経験
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
全てとは言わなくても、どれかには当てはまっていると思います。
だけど、アパレルブランドを立ち上げたいんですよね?
だとしたら、一旦
- 自分がこうしたい!
- 自分はこれがやりたくない!
という感情は置いておいて、既にうまくいっている人や成功している人、専門家の話を素直に聞くべきです。
多くの人は、ここで素直に聞いて素直に行動をしないので成功しないのです。
成功するための方法を伝えてるのに、それに逆らうから成功から遠回りになるのです。
素直にきてやることは時間がかかることに感じるかもしれません。しかし、
- めんどくさい
- やりたくない
という感情を一旦置いて、アドバイスを素直に聞いて行動するのが最短ルートです。
2.行動量が少ない・リソースが裂けてない
まず、あなたに聞きます!
あなたは本当にアパレルブランドを立ち上げて成功したいのですか?
というのも、相談に来られる段階では、
と目をきらきらさせて来られるのですが、実際にサポートを始めると
と仕事やプライベートを理由に言われる方が多く、行動が伴っておらず、圧倒的に行動量が少ないです。
しかし、
- アパレル未経験
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
のあなたが人と同じように、または人よりも行動が少なくて成功すると思いますか?
- アパレル未経験
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
からでも、ブランド立ち上げすることは可能です。
しかし、サポートを受けたり商品生産のお金を払ったからブランドが成功するわけではありませんし、今まで未経験領域だったところから成功するためには、並大抵の努力では成功しません。
まずは、圧倒的な行動量が必要です!
また、初めは慣れないことをやるのに時間もかかるでしょう。
- こんなはずじゃなかった…
- 思ったよりも時間かかる…
それで、もう嫌だ…と諦めてしまう人も多いです。
新しいチャレンジをすると決めたなら、そのための時間を十分に確保しましょう。
主婦でも、週5勤務の会社員でも、時間がないと思ってるだけです。
本気なら、時間を作りましょう。
3.自分のやりたいことしかやりたくない
アパレルブランドを立ち上げることは、キラキラして見えますよね!
このブログを読んでくださっているあなたは、
という人もいれば、そんなキラキラの世界に憧れてブランドを立ち上げたい!と思う人もいるかと思います。
それ自体は、否定しません!
ブランド立ち上げの動機は何でも良いと思っています。
しかし、アパレルブランドの立ち上げをするのは、表面的なキラキラした面だけではないことをあらかじめ承知ください。むしろ、泥臭いことの方が多いの現実です。
中にはやりたくないことも多くあると思います。
具体的にやりたくないことや泥臭いことがどんなことかというと、
やりたくない・泥臭いと思われることの例
- インスタ毎日投稿や宣伝・告知などのマーケティング活動
- サンプルチェック、サンプルコメント
- 市場リサーチ・競合分析
- 荷物の出荷
- 重い荷物・段ボールを持って運ぶ
- 仕入れと在庫管理
- 顧客対応とカスタマーサービス
- 資金調達
など
ブランドを成功させるためにはこれを全てやる必要がありますし、パワーがいることです。
そのため、
- 私はこんなことやりたくない…
- こんな面倒なことやりたくない…
- こんなはずじゃなかった…
そんなことを言ってる場合ではありません。
そのやりたくないことをやった先にキラキラがあります。
あなたに資金があればお金で解決をすれば良いかもしれませんが、
- アパレル未経験
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
なら、まずは
- やりたくない
- 泥臭い
ことも地道に行動するしかありません。
成功しているブランドは誰しも相当な努力と覚悟を持ってやっています。
だって、
ブランド立ち上げたいんですよね?
4.資金があればブランド立ち上げ成功できると思ってる
アパレルブランドを立ち上げるには資金が必要です。
資金が本当にゼロの状態では立ち上げるは難しいでしょう。
だからと言って、
なんて思っていませんか?
資金さえあればブランドを立ち上げて成功できるわけではありません。
資金面が解決しているなら、その他の
- アパレル未経験
- 影響力や集客
という点を解決する行動をしなければなりません。
また、資金はある人にありがちなのが
- 税金対策
- ブランドを立ち上げる資金があるというアピールツール
としてブランドを立ち上げることです。
それ自体は否定はしませんが、それだけでブランドを立ち上げても失敗します。
それは、ブランドを立ち上げたい熱量がないからです。
ブランドを立ち上げたい本人に熱量がないブランドは衰退してしまいます。
ブランドを立ち上げるなら、洋服が好きという気持ちは大事にして欲しいですし、その熱量がなければブランドのファン化は難しくなります。
5.感謝の気持ちがない
洋服作りは、
- オーダーする側
- 工場やメーカー
が連携をしてチーム戦で行います。そこで、
という気持ちは決して持たないでください。
特に、数十枚〜100枚程度のオーダーでで工場にオーダーしてあげてるなんて思うのは言語道断です。
むしろ、小ロットの商品作りは大量生産に対して非効率でとても手間がかかります。
そのため、工場やメーカーは数十枚〜100枚程度のオーダーを請け負ってくださっているのです。
勘違いはやめましょう。
小ロットのものづくりができる工場やメーカーは増えましたが、決してやりたい仕事ではありません。
そこを請け負ってくださるのですから、感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。
工場やメーカーにできることとしては
- 継続的にオーダーする
- リピートオーダーをする
ということです。
これを意識して、できるようになりましょう。
商品作り・販売編
続いては、商品作りの面での失敗例をお伝えします!
ここは、ご相談段階で判明することが多い内容です。
6.自己満の服を作りたい
これは、一番多い失敗例です。
あなたは、
- 作品が作りたいんですか?
- 商品が作りたいんですか?
そして、
- 自分が着たい服が作りたいんですか?
- 商品として販売して、誰かに着てもらいたいんですか?
まずはここを整理しましょう。
どちらも①になった人は、ブランド作るのを辞めてオーダーメイドで洋服を作りましょう!
わかります。ブランドを立ち上げるとなると、
- 何か差別化しなきゃ
- 個性が必要
など
それも必要なのですが、それだけでブランドを作ると「作品」になります。
専門学校上がりのデザイナーにもよくある考え方です。
しかし、ブランドを立ち上げて商品として販売をするにはコンセプト設計とターゲット設定をする。
ことが超重要です。
7.コンセプト設計・ターゲット設定が甘い
そして、その超重要な
- コンセプト設計
- ターゲット設定
についてなのですが、ターゲットやコンセプト決まっていますか?ご相談に来られる方に必ず聞くのですが、99.9%の人が
と言われるのですが、その全員はほぼできていないと言っていいほど、ターゲット設定やコンセプトの設計が甘いです。
また、
と点でものづくりをするような思考も同様です。
そのような状態でブランドを立ち上げても100%失敗します。
ブランドは
- コンセプト設計
- ターゲット設定
が土台となって作られます。
このコンセプトやターゲットを決める作業は地味な作業になりますし、時間もかかるので根気が入りますが、ここを整えることでブランド立ち上げ成功にかなり近づきます。
どんなデザインにしたいのかは二の次でOKです。
まずは、どんなターゲットにどうなってもらうためのブランドにしたいのかを考えましょう。
8.リサーチ不足
アパレルブランドを立ち上げるにあたり、超需要なのはリサーチです。
多くの人はこのリサーチが不足しているので失敗します。
アパレルブランドは、良い商品だったら売れる!と思っているあなた。良い商品だったら売れるわけではありません。
「良い商品」は誰が決めるんですか?
消費者です。消費者に
- 良い商品だな!
- 欲しい!
と思ってもらわなければ買ってもらえないのです。
先ほど、自己満商品は作ってはいけない話をしましたが、その人たちに欠けているのがこの点です。
商品作りをして販売するためには、商品の需要があるのかを知る必要があります。
どんなに良い商品でも、需要がなければ売れません。そのためにも、アパレルブランドとして必要なのが
- ターゲットニーズ(お悩みや欲しいと思っているもの)
- トレンド
のリサーチをしましょう。
例え、初めは何を作って良いのかわからなくても、リサーチを徹底的にすることで
- ブランドコンセプトの方向性
- デザインの方向性
が見えてきます。
9.コスト感覚がない
先ほどのどんなに良い商品でも売れるわけではないに通じるのですが、
コストをかけたら良いわけではありません。
もちろん、コストをかければ良い商品は作れるかもしれませんが、そうやって作った商品を
誰が買うんですか?
例えば、5万円のTシャツ買える人どのくらいいますか?
今では、日本の富裕層や外国人を相手にするくらいしかないでしょう。
もちろん、その方達がターゲットならそれでも良いのですが、実際にターゲットとしたい層に買ってもらえる価格にすることもブランド運営としては重要な腕の見せどころです。
そのためには、アパレル未経験でも
- どんな素材
- どんなデザイン
- どこの生産地
をするとコストが高くなるのかを知っておく必要があります。
また、逆に
という方もいらっしゃいます。
ごめんなさい・・・
10000%無理です。
この人たちは、アパレル以外の知識もつける必要がありますね。
UNIQLOがあの価格であのクオリティーができているのには理由があります。
それは、量です。
物は量を作ればその分コストを下げることが可能です。
UNIQLOの場合は日本だけでなく世界展開をしているので1型に対して数万枚〜多くて数十万枚の生産を行っています。
また、UNIQLOでは一般的な生地屋さんの生地をそのまま使用しているわけではなく、オリジナルで生地の開発をしています。
その生地を作るのにもロットが必要で、小ロットではとてもでないですが作れません。
それがあなたにできるなら良いのですが、できない可能性の方が高いと思いますし、あなたにできることなら既にUNIQLOがやっているので、諦めてください。
別の方向性でブランドを考えましょう。
10.物理的に難しい
一度した質問ですが、あなたは
- 作品
- 商品
どちらが作りたいですか?
よく、こんな商品作りたいんです!というご相談をいただく方の中には
これ、オートクチュールですか!?
っていうデザインがあります。
要は、作品のような洋服です。
先ほどのコストの話ではないですが、それを量産で売るのは無理ゲーです。
また、一見よくありがちなデザインでも小ロットでは物理的に無理なデザインや素材もあります。
もし小ロットでやったとしたら、なんてことないデザインでも超高額な商品になってしまいます。
そのため
- 小ロットでできること
- 小ロットでは何ができないのか
を知ることが大事ですし、例え希望と違っても折り合いをつけて、小ロットでできる範囲のことを最大限にやることが重要です。
11.集客力がない
特に、アパレルブランドを立ち上げるためには、商品作りだけでなく集客も伴います。
そのためにはインスタ集客なども行っていかなければなりません。
集客ができなければ、どんなに良い商品を準備しても、知ってもらうチャンスが減りますし、売れません。
しかし、多くの人は
- インスタで投稿をするのはやりたくない・・・!
- 面倒・・・!
- 時間がない・・・!
っていうのです。
何でですか?あなたが有名人やインフルエンサーならそれでもOKですが、もう一度言います。
- アパレル未経験
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
なら、やりたくないこともやらないといけません。そこまでが仕事です。
だって、
自分のブランドですよね?
なら、やるしかないですよね?
それに、
- 資金ゼロ
- 影響力ゼロ
- 服が売れるか不安…
これを一気に解決できるのがSNS集客です。
しかも、当たり前かもしれませんが、無料で始められるんです!
だとしたら、もうこれをガチるしかありませんよね!?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、アパレルブランド立ち上げに9割失敗する人の特徴を紹介しました。
冒頭にも伝えましたが、私は誰にでもブランドを立ち上げて欲しいわけではありません。
それをやってもあなたも私も工場も幸せにならないからです。
しかし、本気の方はサポートをしたいし、ブランドを成功させるお手伝いがしたいです。
本気の方は私の公式LINEまでお問い合わせください。
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