今、会社員をしながらアパレルブランドを立ち上げて
というご質問をよくいただきます。
会社員をしながら、本業と別で副業で月に10万円ずつでも収入が入ったら嬉しいですよね！
しかも、それが好きなことだったら最高だと思いませんか？
まだ、商品を売ったことがない人にとっては大変なことだと思うかもしれませんが、しっかり抑えるところは抑えれば意外と月10万円はそんなに大変なことではありません。
今日は会社員がアパレルブランド立ち上げて月10万円利益出す方法！具体的ステップを紹介についてお伝えします！
ブランドを立ち上げてまずやるべきこと
アパレルブランドを立ち上げたら、いきなり商品を作りたくなる気持ちはわかるのですが、闇雲に商品販売をしても売れません。
商品作りの前に前にやるべきことがあります。
ここでは、ブランドを立ち上げる前にまずやるべきことをお伝えします。
1. 売上目標の設定をする
まず、月10万円の利益を得るために必要な売上を計算しましょう。
どうしたら、月に10万円の利益を得られるのか逆算して考える必要があります。
以下のような前提を基に計算してみましょう。
例
- 目標利益: 100,000円
- 利益率 : 20%（例：コストが80%）
利益率が20%の場合、売上の20%が利益となります。したがって、必要な売上は以下のようになります。
つまり、月に50万円の売上が必要です。
このように、アパレルブランドを作って運営するためには利益に対するコスト感覚も必要となります。
また、1点あたりのどれくらいの利益を得られれば、月10万円になれそうかを考えるのもわかりやすいです。
例
- 利益1,000円 × 100枚
- 利益2,000円 × 50枚
- 利益3,000円 × 33.3枚
ちなみに、これは月に1点新作を出す場合の例です。
例えば、
3ヶ月に1度
利益 3,000円 × 100枚 ＝300,000円
でも月に10万円の利益を得ることができます。
このように考えると、達成できない目標ではないことがイメージできるかと思います。
2. 商品ラインナップと価格設定を決める
商品の種類や構成、価格帯を決めましょう。
- どんな価格帯にしたら利益が出そうか？
- 設定価格でも売れる商品の内容は？
- ターゲットが買いやすい価格とは？
など
を総合して商品のラインナップと価格設定を決めます。
これのどこか1点だけに注目して商品作りをすると、
- ターゲットに購入されない
- 購入されても利益が残らない
という可能性が出てきます。
例
- 利益が出る価格帯 ーーーーー＞トップスで12,000円くらい
- 設定価格でも売れる商品の内容 ーーーーー＞ 着回しができて長く使える
- ターゲットが買いやすい価格 ーーーーー＞ トップスで10,000円まで
3. マーケティング戦略を立てる
ブランドをどのように認知させていくかマーケティング戦略を立てましょう。
顧客ターゲティングをする
- ターゲット市場:
20代から30代の女性をターゲットにした場合、そのターゲットに対してどのようなマーケティングが効果的かを考えます。 - ペルソナを設定する
ターゲットとなる人はどんな人なのか、そのターゲットの詳細なプロフィールを作成しましょう。
その際にペルソナという、ターゲットの代表的な1人をイメージして作成すると刺さりやすくなります。
販促手段の選定をする
- SNSマーケティング
インスタやTikTokなどのSNSを活用し、ビジュアルコンテンツや動画コンテンツを投稿しましょう。 - インフルエンサーとのコラボ
フォロワー数が多く、影響力のあるインフルエンサーと提携し、商品の認知度を高めます。
会社員をしながらアパレルブランド立ち上げて副業で月10万円を稼ぐためのステップ
ブランドを作る前段階の準備をしたところで、ここから具体的なブランド立ち上げを行なっていきます。
1. ブランドコンセプトの明確化
まず、ブランドのコンセプトを明確にしましょう。
これは、
- ブランドのビジョンやミッション、価値観
長期的な目標やブランドとしての使命を設定し、それに基づいてブランドの方向性を決定します。 - ターゲットの詳細や価値観やライフスタイル
顧客の年齢、性別、ライフスタイル、購買行動などを分析し、ターゲット市場を明確にします。
なども含み詳細に決めていきます。
ブランドコンセプトを明確にすることで、一貫したメッセージを発信しやすくなり、顧客にブランドの魅力を伝えることができるので、ファン化がしやすくなります。
2. 商品ラインナップの企画とデザイン
次に、具体的な商品ラインナップを企画し、デザインしましょう。
初期段階では、シンプルで製造コストが低いアイテムから始めるのがおすすめです。
例えば、オリジナルブランドを立ち上げて一番初めにTシャツを作る人が多いのは、
- 製造の難易度低い
- 製造コストが低い
という点が考えられます。
最新のファッショントレンドをリサーチし、それを自ブランドのコンセプトに合わせて反映させたデザインを考案します。
考案したデザインを元にサンプルを作成し、品質やフィット感を確認しましょう。
また、ブランド立ち上げ当初は全ての商品をオリジナルで揃えるのは難しいです。
そのため、商品の仕入れも含めて販売するのがおすすめです。
3. 小ロット生産の確立
小規模なブランドにとって、大量生産はリスクが高いため、小ロット生産を行うことが重要です。
信頼できる小ロット生産を行う工場を見つけます。日本国内や海外の小規模な工場を探すと良いでしょう。
しかし、工場だからなんでも縫えるわけではなく、工場によって特性があります。
それを素人であるあなたが一つ一つ工場を回って探すのは難しいと思います。
メーカーにお願いをしたら、複数の工場と提携をしているので依頼がしやすくなります。
また、生産プロセス中の品質管理を徹底し、安定した品質の商品を提供しましょう。
4. オンラインストアの開設と運営
オンラインストアを開設し、商品の販売を開始しましょう。
以下のポイントを押さえることで、成功に近づけます。
- ECプラットフォームの選定:
ShopifyやBASEなど、使いやすくて機能が充実しているプラットフォームを選びます。 - 魅力的な商品ページ作り
商品写真や詳細説明を充実させ、顧客が購入しやすいように工夫します。
5. 効果的なマーケティング戦略を実施する
効果的なマーケティング戦略を実施し、ブランドの認知度を高めましょう。
インスタやXなどのSNSを活用し、ブランドの情報を発信します。特にインスタグラムは、ビジュアルが重視されるファッションブランドにとっておすすめです。
よく、ブランドができてからSNSを始めても良いですか？
というご質問をいただくのですが、あなたが有名人やインフルエンサーでない場合は、ブランドを作る前に、早くSNSを発信し始めてファンを作っておくことがブランド成功の鍵になります。
6. ユーザーとのエンゲージメントを強化する
SNSのターゲットユーザーとの関係を深めることで、ファンを増やし、安定した売上を確保しましょう。
関係を深めていくことでリピート購入にも繋がります。
リピーターに対して特典を用意して、再購入を促すのもおすすめです。
7. データ分析と改善をする
データを分析し、常に改善を図りPDCAを回すことで売上を伸ばしていきます。
- 売上データの分析
売れ筋商品や購買パターンを分析し、在庫管理や商品企画に活かします。 - マーケティング効果の測定
各マーケティング施策の効果を測定し、効果的な戦略を強化します。
8. コスト管理の徹底
限られた資金を有効に活用し、コスト管理を徹底することが重要です。
製造コストやマーケティングコストを都度見直し、どうしたら
- 利益を多く出せるか
- 量を販売できるか
考えましょう。
また、予算に対する収支を管理し、健全な経営を維持しましょう。
まとめ
いかがでしたか！？今回は会社員の人がアパレルブランドを立ち上げて月に10万円の利益を作る方法をお伝えしました。
10万円の利益を得ることは大変なことのようで、このように考えるとそこまでハードルも高くないです。
着実にやることを積み上げれば必ず達成できます。
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